所用で新宿に行ったので、とある家電量販店に寄って
客引きのテープ音声を聴いてきた。
いつの間にかに多言語化が進んでいたようだ。
単位は秒。日本語が放送時間の大部分を占める。
続いて、店のテーマソング(子供合唱版)、
同じ曲(別アレンジ)のカラオケバージョンが入り、
その後、立て続けに6言語が流れる。
(言語ごとに背景曲が違うので、切り換え点基準で計測。)
これで1サイクルかと思ったら、先程とは違う内容の日本語。
続く6言語も後半の3つが別の言語に入れ替わっている。
いつまでも聞いているわけにもいかないので
適当な所で切り上げたが、これで本当に全部だろうか?
仮にこれが1サイクルだとすると、例えばロシア語が聞けるのは
約50分に1回という事になる。意味が有るのか無いのか…。
話している内容も、日本語に比べると情報鮮度が低い様だ。
音量も外国語は日本語より抑えられている。
露骨に多言語化する事に躊躇が有るのだろうか。
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ちなみに同じ新宿の別の家電量販店では
こうしたループ放送は日本語+英・中・韓。
(単位は秒。英・中・韓部分はBGMに
切れ目が無いので発声区間を基準に計った。)
やはり日本語の比率が大きいが、ループは20分弱なので
外国人客が自分の母語を聞ける確率は若干高い。
放送以外では、入口の大きな「歓迎光臨」垂れ幕、
免税カウンター、海外規格の家電コーナーが目立つ。
炊飯器に "OKOGE" ボタン!
デジカメの実機展示も画面が中国語モードにしてあった。
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また別の、今年オープンした店ではテープは日本語のみ。
他の言語を入れるのが費用面で難しかったのか、
単純に必要無いと判断したのか、それとも
店内放送で中国語や韓国語が流れるのを
不快に思う日本人客がいると考えたのか……。
にしても大型連休だというのにフロア閑散。
経常利益で群を抜いてても店内に活気が無いとね。