2016年12月24日土曜日

交差点内の路面表示を巡る自転車ガイドライン検討委員会での議論

国土交通省と警察省が2012年に発表した『安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン』(現在は2016年の改定版が最新)の策定に先立って開催されていた検討委員会で、交差点内の設計について有識者らと事務局が交わしていた議論があまりに低レベルだったので、海外の論文2本で補いました。

2016年12月11日日曜日

荻窪とロッテルダムの道路整備姿勢の違いに見る日本社会の車優先意識

杉並区から、荻窪駅南側のバス通りに同区で初めての自転車ナビライン (法的効力の無い、目安としての路面表示) が設置されたと発表されました。

杉並区広報課(2016年12月5日)「区内で初めて自転車ナビラインが完成しました」
http://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/029/685/shusei_281205jitennsyanabirainn.pdf

出典:杉並区広報課 (2016, p.2)

道路の横断面構成はそのまま維持し、自転車に左側通行を促す表示を追加する事で、自転車関連事故を減らそうとする取り組みです。道路交通の三大要素である人・車・道のうち人に焦点を当てた対策ですが、空間配分の不合理さは放置するという性質の施策でもあり、Twitterのタイムライン上でほぼ同時に流れて来たロッテルダムの改修事例とは極めて対照的で、場所を問わず車の利便性を最優先する日本の歪みを感じました。

2016年12月8日木曜日

B612とGIMPによる風景写真のアニメ風加工

元画像(iPhone 5sで撮影)

加工画像

なかなかそれっぽくなりました。

2016年11月4日金曜日

2016年10月28日金曜日

松山市内の自転車環境 (2) 衣山駅周辺


松山市内の自転車環境 (1) 松山空港と空港通

空港から市中心部に繋がる幹線道路(場所)。大型車混入率が高いですが、
自転車通学の生徒はこんな路線でも車道を走るよう指導されてるんでしょうかね?

2016年10月27日木曜日

しまなみ海道ライド (1) 羽田空港

羽田空港

初めてしまなみ海道を走ってきました。せっかくの機会なので松山と岡山の自転車インフラも見学。旅行中に撮影した2500枚弱の写真から適当なものをピックアップしていきます。

2016年10月10日月曜日

判断エラーを招く危険な縁石形状による転倒事故

中野区の文化施設、なかのZEROの北側の道路

4年前に自転車の転倒事故を目撃した現場を調査してきた。車道幅員が約2.5m(左右の街渠エプロン込みでも約3.5m)しかない一方通行路で、車道の端を通行していた自転車が対向自動車との正面衝突を避けようと縁石に斜めに乗り上げて転倒し、歩道路面に打ち付けられた乗員が頭から血を流して動けなくなった事故だ。

2016年10月6日木曜日

2016年10月2日日曜日

イオンモール与野の自転車環境


さいたま市・県道215号の自転車環境

県道215号(2016年4月撮影。以下、晴天の写真も同じ)

県道215号の円阿弥交差点(新大宮バイパス)から八幡通り交差点(中山道)までの区間に整備された矢羽根型路面表示を見てきました。ピーク外の時間帯を見る限り失敗事例です。このインフラについて全体的に感じたのは、区間の途中での沿道アクセス性を考慮しない、急行列車の通過線のようなものという印象です。

2016年10月4日 誤字訂正

2016年10月1日土曜日

疋田氏の最新刊の嘘

疋田 智(2016)『電動アシスト自転車を使いつくす本』(第1刷)をパラパラっと読みました。どうすれば読者に満足感を与えられるかをよく考えて、面白く役立つ情報を盛り込んでいます。

ところで雨の日の自転車について、こんな記述を見つけました。

p.126
 車道を通るのが当たり前の日本以外の諸外国(特に欧州諸国)にとって、さすべえ的な存在は、高速運転の邪魔であり、危険のもとでしかないのだ。
雨の日に自転車に乗る、という際、彼らは、雨具を着るか、あるいは、そのまま濡れていく。少なくとも傘はささない。自転車にのりながら傘をさすという、その発想自体がない。
自転車に乗りながら傘を差す事の是非はさておき、何故こうも疋田さんはすぐバレる嘘を吐くんですかね。重箱の隅突つきですが一応指摘しておきましょう。

2016年9月26日月曜日

武蔵小杉・県道2号の自転車レーン

県道2号の自転車レーンを北側の終端から見る

2016年9月23日金曜日

自転車が車道を走るアメリカでもサイクリストの違反率は高い

U.S. Department of Transportation Federal Highway Administration. (1996). "Pedestrian and Bicycle Crash Types of the Early 1990's", p.92の図の一部を強調表示(事故記録の集計対象は1990年代初頭)


交通事故総合分析センター(2011年4月)「イタルダ・インフォメーション No.88 特集:走行中自転車への追突事故」p.4の図の一部を強調表示(事故記録の集計対象は2001〜2009年)

2016年9月21日水曜日

晴海埠頭と周辺道路の様子

晴海客船ターミナル

夜景写真の色を反転すると面白い。これはもっと試してみよう。

2016年9月13日火曜日

protected bike laneの非保護区間への路上駐車の侵入



自転車レーンと車の走行帯の間に駐車帯(floating parking lane)を配置し、駐車車両を自転車レーンの保護構造物として利用した整備形態ですが、駐車枠が埋まると、他の駐車場所を探す労を惜しんでか、自転車レーンの中に車を停めてしまうドライバーがいるようです。

場所はニューヨークの8th Avenueの南端に近い区間。この先の交差点で車の左折専用車線を付加する都合で駐車帯が打ち切られています。

2016年9月12日月曜日

ロンドンの豹変(良い意味で)

ロンドンの自転車政策は2013年に大転換し、かつてのインフラ整備方針を擁護していた言い訳は薙ぎ倒されました。


2016年9月10日土曜日

トロントのドア衝突事故

CBC News. (2016-09-02). "Video captures brutal dooring of cyclist riding in Adelaide bike lane"
トロントのAdelaide Streetで駐停車禁止区間の自転車レーンと車道に跨がるように停められた大型トラックの扉が突然開き、通りかかった自転車が衝突して重傷を負った事故。衝突時の映像有り。

Jordan Chittley. (2015-08-27). "Ontario drivers to face higher set fines for distracted offences, dooring cyclists". The Globe and Mail
オンタリオ州で2015年9月1日から"dooring"(ドア開放によって他者の進路を突然妨害したり負傷させる行為)に365ドルの罰金と違反3点が科されるようになったとのニュース。それ以前は罰金60ドルで、違反点数は科されていなかった。


過去の関連記事
札幌・西5丁目線のブルーウイング実験の感想(代替案付き)
ドア衝突事故の瞬間——車載カメラが捕らえた映像
自転車レーンの配置とドア衝突リスク

2016年9月8日木曜日

自転車レーンから自転車道へ——Bilderdijkstraatの改修事例

アムステルダムが市内環状線〈s100〉で駐車枠の車道側に有った危険な自転車レーンを道路改修で歩道側に移した事は以前紹介しましたが、別の路線でもほぼ同時期に同様の改修が行なわれていました。

ドア衝突などの事故リスクが大きかった自転車レーン時代のBilderdijkstraat
(2008年6月撮影のStreet View@52.3657382,4.8732941

広かった歩道の中に自転車通行空間を移した改修後のBilderdijkstraat
トラム軌道と車道の間にも段差が設けられ、車が軌道内に侵入しないようにしている。
(2016年5月撮影のStreet View@52.3657382,4.8732941

2016年9月7日水曜日

自転車通行空間のシミュレーター実験に見える屋井教授の価値観

鈴木 美緒・屋井 鉄雄(2006)「幅員と分離方法に着目した自転車の車道上走行空間の安全性に関する研究」『土木計画学研究・講演集』Vol.33

東京都品川区、大井町駅前の区役所通りをモデルとするCGの道路を自転車利用者とドライバーに提示した実験。

出典: 鈴木・屋井(2006)

車道上に表現された様々な自転車通行空間に対する自転車利用者の評価と、ドライビングシミュレーターでのドライバーの運転行動を調べ、分離工作物(ラバーポスト)が無い自転車レーンの方が双方にとって「有効」であると纏めていますが……

2016年9月5日月曜日

立川の映画館とヤギ


MTBの制動距離実験

MTBでも実験しましたが、条件の統制が難しい!

2016年9月4日日曜日

ロードバイクの制動距離実験

以前、文献に基づいて作成した図。でも本当にこんなに長い?

制動力が弱いと言われるロードバイクが何メートルで停まれるのか、前から気になっていたので自分で実験しました。

練馬の祭り


2016年9月2日金曜日

国総研による国道254号の事故率研究に対する指摘について

ランキング日記(2015年10月14日)「有名なあの図を検証する。自転車出合い頭事故の危険性

車道左側通行の安全性を主張する材料として各方面に無批判に引用されている研究の問題点を鋭い洞察で炙り出した名記事で、最近また読み返したのですが、記事中の
そして、調査区間のうち池袋付近には自転車の車道走行が禁止され、歩道通行のみが許された部分もあった。

/* 中略 */

↑国道254号にある軽車両通行止め標識
は恐らく上り線のこの場所で、別の角度から見れば分かるように、標識の効力が及ぶのは(標識の先で山手線の跨線橋になる)中央寄りの2車線のみです。(山手線の手前で地上に降りる)左側の車線は自転車も車道を通行できます。まあ走れると言っても車の実勢速度が高く、大型車も多く、路上駐車も大量発生していて車道通行が危険な区間なので、ほぼ全ての自転車が歩道を通行していますが。

以下、参考に2015年12月に撮影した池袋付近の上り線の写真を載せます。

元田教授、それ違うよ!

元田良孝「日本の自転車交通の混迷 —時代遅れの道路交通法、歩道通行の大罪—」『交通安全教育』2016年8月号

p.11
歩道通行の方が車道通行より6.8倍も危険であるとする米国の論文20)もある。

p.19
20) Lisa Aultman-Hall and Michael F. Adams Jr : Sidewalk Bicycling Safety Issues, Transportation Research Board 77th Annual Meeting, January 11-15, 1998

参考文献20番はアメリカではなくカナダの研究です。6.8倍という数字も出てきません。6.8倍という数字は日本人研究者がアメリカの複数の調査を継ぎ接ぎして強引に捻り出したものです。

2016年9月5日 追記あり
2016年9月7日 人格攻撃になっていた記述を削除

2016年8月29日月曜日

カメラケースの改良

カメラケースにベルクロ(フック側)を追加しました。

裏側

2016年9月3日 本文中で「フック」と「ループ」を取り違えていたので訂正

2016年8月16日火曜日

『道路構造令の解説と運用』の自転車道に関する記述の変遷

版を重ねる毎に劣化しているのではないか——
これでは「巨人の肩に乗る」どころか「巨人の首筋に斬り掛かる」ではないか——

『道路構造令の解説と運用』の各版を読み比べて気付いた点のメモです。

2016年8月17日 追記あり

2016年8月14日日曜日

停止中の自転車と停止中の車の事故

『月刊交通』2015年5月号に掲載された論文、「当事者の進行方向に着目した自転車事故の分析」は、自転車と車の様々な事故を発生地点や車両の動きなどで分類して集計していますが、そこに欠けている事故類型が一つだけ有ります。停止中の自転車と停止中の車の事故です。

どうやったらそんな阿呆な事故が起こるのかと思われるでしょうが、これは以前、私自身が実際に被害に遭った事故形態です。

自転車に乗った私が車道左端で信号待ちをしていると、後から来たタクシーが私の真横の至近距離に車を止め、あろう事かそのまま後部座席のドアを開放。自動で勢い良く開いたドアの先端は弧を描いて自転車のフロントフォークを直撃。タクシーから降りようとした女性が驚いて「あっ!」と声を上げる——という俄には信じがたい事故で、衝撃を感じた瞬間、自分の身に何が起こったのか直ぐには理解できませんでした。

幸い、重くて頑丈なアルミ製のフロントフォークだったので少し傷が付いただけで済みましたが、もしこれがCFRP製の軽量フォークだったら一発で駄目になって数万円が飛んでいったかもしれません。

2016年8月8日月曜日

幹線道路の小交差点を題材にしたシミュレーター実験論文の感想

王 茹剛・山中 英生・三谷 哲雄(2014)「ドライビングシミュレータによる幹線小交差点での見通しと自転車走行位置の安全性評価」『土木学会論文集D3(土木計画学)』Vol.70, No.5, pp. I_951-I_959 

バイアスに呑まれた研究者が、自分の望むデータを得る為に実験デザインまで歪めてしまった事例として注目の論文です。

2016年8月6日土曜日

関東地方整備局「平成28年度スキルアップセミナー関東」発表論文の感想

国土交通省 関東地方整備局「平成28年度スキルアップセミナー関東

発表プログラムの中から自転車関連の3本について思い付くままに感想を書きました。

2016年8月3日水曜日

都道12号・武蔵境通り(深大寺付近)の自転車通行空間の改良案 (2)

すぐに途切れる自転車通行空間。もはや単なる長方形の模様です。
富士見町三丁目交差点

西湖でMTB体験

初めて本格的な場所でMTBに乗りました。

2016年7月25日月曜日

都道12号・武蔵境通り(深大寺付近)の自転車通行空間の改良案 (1)

都道12号・武蔵境通り(深大寺付近)

深大寺付近の都道12号は車の停車空間が副道に集約されており、本線上には停車帯などの余裕が一切ありません。

尾根幹にトレーニングに行くのであろうスポーツ自転車乗りはそれでも車道を通行しており、私も一度だけロードバイクで車道を走ってみましたが、車(レクサスの白いステーションワゴン)に横スレスレを高速で追い越されて死ぬかと思いました。

そんな状況なので、スポーツ自転車を除いた一般の自転車利用者は全員、歩道上に用意された自転車通行空間(2.5m幅)を走っています。(スポーツ自転車乗りの中にも、本当は車と一緒に走るのは嫌で、自歩道上の通行空間の線形や平滑性が改善されればそちらを走りたいという人がいるはずです。)

歩道が広い割に歩行者の少ないこの幹線道路では特に、高速の車とニアミスしたり路上駐車に塞がれる事の無い、構造的に分離された自転車通行空間は最も合理的なインフラ形態と言えるでしょう(*)。

2016年7月24日日曜日

駐停車禁止規制が少なすぎる東京の道路

新青梅街道・沼袋交差点の直後に停車している車(場所URL

新青梅街道の沼袋付近は車道幅員が約9mで単路部では片側4.5mと余裕が有りますが、交差点前後は右折車線が加わって9mを全て使い尽くしています。本来、車を停車させる余地の無い横断面構成ですが、なぜか駐停車禁止規制が掛けられていません。

2016年7月27日 反証を追加

2016年7月23日土曜日

Wi-Fi専用機で遊ぶポケモンGO

あ! やせいのピカチュウが あらわれた! ▼



しかし Wi-Fiスポットから とどかない! ▼



ぐぬぬ! ▼



2016年7月25日追記{
オフライン中にいくら歩き回っても孵化装置の移動距離にはカウントされないようです。オフラインでもGPS信号は取れるので現在地に応じて画面上のキャラクターも移動しますが、2km以上歩いてもタマゴの距離ゲージは0.01kmたりとも増えていませんでした。Wi-Fiスポットにじっと立ち止まっていた方が、GPS誤差で勝手に移動した事になるので、確実に距離を増やせます。

2016年7月21日木曜日

札幌・西5丁目線のブルーウイング実験の感想(代替案付き)

一関 深志・萩原 亨・大部 裕次(2015)「札幌都心部における荷捌き等停車車両を踏まえた自転車通行空間創出について」『国土交通省 北海道開発局』

2016年9月21日追記{
報告書ファイルが当初のURLから別のURLに移動しています。


図の出典: 一関・萩原・大部(2015, p.2)

自転車通行空間を示す矢羽根型の路面表示を、路上駐車に塞がれても完全に隠れないように大型化した札幌市西5丁目線の社会実験の感想です。大型矢羽根の問題点と代替案、そして報告書の疑問点について書きました。

2016年7月23日 写真と文を追加

2016年7月19日火曜日

自転車と歩行者の事故は本当に自転車の歩道通行が原因?

自転車に車道を走らせる根拠として用いられる、「車との事故リスクは車道上より歩道上の方が高い」という主張が疑わしい事は既に指摘されていますが(*)、ではもう一つの根拠、自転車と歩行者の事故リスクについてはどうでしょうか。

* あしたのプラットホーム(2016年03月02日)「警察庁科警研:自転車の歩道走行と車道走行の危険性比較
* ランキング日記(2014年06月08日)「自転車は本当に車道のほうが安全なのか?


「自転車は歩道から出ていくべきだ」という主張には、「自転車と歩行者の事故は歩道上で起こるもの」との暗黙の前提が感じられますが、事故統計を見ると実態はそうとも限らないようです。

2016年7月15日金曜日

内堀通り・半蔵門交差点の改良案

半蔵門交差点の現状(3D地図画像の出典はiOS付属のMaps)

半蔵門交差点の改良案(上の画像をGIMPで加工)

2016年7月8日金曜日

ラウンダバウト内の自転車通行空間についての一警察官の見解

以前、「日本の4世代先を行くオランダのラウンダバウト設計」でも書きましたが、いま日本各地で普及しつつあるラウンダバウトでは、環道の外縁部を自転車の通行空間とし、その部分に青色の矢羽根をペイントする構造が事実上の標準形態になりつつあります。


そしてこれも説明しましたが、この通行方法では車と自転車の事故が起こりやすく、既にラウンダバウトのノウハウが積み上がっている海外では利用者に対して注意喚起したり、

Radfahren im Kreisverkehr
Landeshauptstadt Düsseldorf より)
環道の外縁ではなく車線の中央を走るように注意喚起している。


安全な構造への改修が行なわれています。

北ホラント州フェルスンのラウンダバウト(改修前)
(Google Maps @ 52.4385714,4.642619 の航空写真を加工)

改修後の平面図
(フェルスン市の意見公募ページに載っている資料の図面を加工)


日本国内の専門家も既にこの危険性を認識しています。

吉岡 慶祐・小林 寛・山本 彰・橋本雄太・米山 喜之(2013)「ラウンドアバウトに関する設計基準の海外比較と我が国での幾何構造基礎検討」『土木計画学研究・講演集』Vol.47 CD-ROM

pdf p. 5
自転車の通行位置に関して、ドイツ・アメリカ・イギリスでは流出車両との巻き込み事故の危険性があるため、環道部の外端を走行させないよう、環道内に特別な路面標示等は行わないほうが良いとしている。(自動車と自転車は一列通行を推奨)
2016年7月10日追記 但し、日本もそれに倣うべきだとは結論付けていません。

では一体なぜ、危険な構造のラウンダバウトが日本国内では標準化しつつあるのでしょうか。

その理由の一端が窺える資料を見つけました。

主に警察関係者が投稿している雑誌、『月刊交通』の2015年11月号(ラウンダバウト特集号)です。

2016年7月1日金曜日

池袋劇場通りの自転車通行空間の改良案

歩行者の信号待ち空間で分断された自転車通行空間

道路を拡幅しなくてもここまで改善できる。
自転車レーンは連続させた方が歩行者も自転車の存在を予期・予測しやすいはず。

題材にした交差点 → 35.7354931,139.7096763

池袋の話ではありませんが、自治体がこういう交差点構造を導入しようとすると頭の固い警察が「国のガイドラインに載っていない構造だから駄目」とか「前例が無いから認められない」などといちゃもんを付けて計画を妨害してくるそうです。

先日のパブリック・デザイン・コンソーシアム(*)の討論でも、せっかく作った街路再編計画を杓子定規な判断で撥ね付ける警察に対して口々から恨み節が上がっていました。

* PDC春季シンポジウム地域経済と公共空間Ⅱ」(2016年6月18日)

2016年6月30日木曜日

『月刊交通』臨時増刊号の感想——並進と自転車横断帯について

道路交通研究会(編)(2013年2月25日)『月刊交通 臨時増刊号 良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策

この号に載っている「道路交通法における自転車に係る規定の変遷」に過去の道路交通法の改正とその狙いが簡単に纏められています。

私が以前から気になっていたのは並進禁止(道路交通法19条、道路交通法63条の5)と交差点部の自転車横断帯の通行義務(道路交通法63条の7)の不当さです。この2点について『月刊交通』は一体どう説明してくれるのでしょうか。

2016年6月29日水曜日

2016年6月28日火曜日

自転車の事故、ハザード、盗難、インフラの情報を一枚の地図に

Chris and Melissa Bruntlett. (2016-06-25). "BikeMaps.org uses “citizen science” to improve the urban cycling experience". DailyHive Vancouver

記事要約
  • 市民一人ひとりの体験(事故、ニアミス、危険箇所、盗難)を一枚の地図に集めて自転車環境の改善に活かそうという取り組み
  • 発案者は、カナダ・ビクトリア大学で地理学を教えるTrisalyn Nelson博士
  • 当初は地元だけでと軽く考えていたが、 Kay Teschke教授に触発され他都市にも拡大
  • ネット上での広報に留まらずバンクーバーの街中の駐輪場でサドルカバーやタオルを配布し、地図への投稿を呼び掛け
  • 市民の声を都市計画に反映させるプラットフォームとして投稿者たちから評価
  • 集まったデータを実際にビクトリア市が自転車インフラ整備のルート選定に活用

面白そうな取り組みだったので早速そのBikeMapsを使ってみました。

2016年6月26日日曜日

ヤギPV



立川で見たヤギが可愛かったのでPVを作りました。撮影は全てiPhone5s。

2016年6月17日金曜日

矢羽根型路面表示についての国総研のレポートの感想

自転車ナビライン
(国道17号、さいたま市の上落合交差点の北(地図URL))

自転車ナビライン(矢羽根)は道路空間の再配分や拡幅をせずとも整備でき、自転車インフラの書類上の整備延長を手っ取り早く増やせる形態として重宝されているようで、近年、各地で見る機会が増えてきました。

2016年6月8日水曜日

大宮駅入口交差点の自転車レーン

意欲的に自転車インフラ整備を進めるさいたま市(2016年4月)

2016年6月4日土曜日

専門家の言を鵜呑みにした警察庁による不適切なゾーン30の拡大

最近、ゾーン30の標識を各地で見掛けるようになってきましたが、規制速度と道路環境の釣り合いが取れていない例が多いです。

東京都・豊島区高田3丁目(場所

2016年6月1日水曜日

笹目橋南詰アプローチのインフラ格差

2016年6月2日 記事タイトル変更、文の追加

笹目橋の上から西高島平方面を見下ろしています。車道には5%勾配の標識。

2016年5月24日火曜日

日本国内の道路舗装における色彩の濫用

2016年5月25日 記事タイトル変更
2016年6月1日 写真と文を追加

三原色を全て使い尽くしたカラー舗装(練馬駅前)

2016年5月23日月曜日

国会会議録に見る渋滞課金の議論

「渋滞課金」、「コンジェスチョンチャージ」、「ロードプライシング」などのキーワードで検索して見付かった国会会議録のメモです。

2016年5月20日金曜日

自転車の交通分担率に関係しそうな要因

思い付くままにざっと挙げてみました。

2016年5月21日 項目の追加、本記事の執筆意図の追記

2016年5月19日木曜日

南大井三・六丁目のprotected intersection


不完全ながら、protected intersectionに類似した構造になっています。

2016年5月15日日曜日

【超簡単】Buffをフェイスマスクに改造

目を出す部分を切り抜いて、はい完成。

2016年5月6日金曜日

開通直後から盛況のサイクル・スーパーハイウェイ南北線


ロンドンの新しいサイクル・スーパーハイウェイ、南北線のBlackfriars通り区間が開通直後から大盛況で、長年ロンドンの自転車環境の改善を求めてきた人たちから興奮のツイートが続々流れて来ています。

写真を加工してアニメ背景っぽくする