2017年8月30日水曜日

コペンハーゲンの駐輪空間捻出手法と目黒通りへの適用例

コペンハーゲンのØster Farimagsgade通りは、道路の大規模改修を伴わずとも自転車の通行空間と駐輪空間を両方確保できる手法の例として参考になります。

出典:StreetView @55.6909253,12.575754(2016年5月撮影)

車道端にパーキングメーター枠と同じように白線で枠を描き、前輪を止める簡易ラックを設置しています。日本でもこれと同じデザインを適用できる道路が各所に見られます。

2017年8月26日土曜日

宝永沢の雄滝・雌滝で試すクリートカバー

去年7月に道志みち経由で富士山に行った時に道志村の滝に寄り道しました。
自転車を降りての散策ということでクリートカバーを試しましたが……

PWTクリートカバーのレビュー

シマノのSPD-SLクリートの歩行時用カバー(2015年12月購入)。
クリートへの嵌まりが緩くてすぐ取れてしまうので使わなくなりましたが……


2017年8月25日金曜日

2017年8月23日水曜日

新大栗橋交差点の歩車分離と自転車横断帯の復活



都道18号と川崎街道の交差点(地図URL)。
  • 歩道から直進する歩行者・自転車
  • 車道から左折する車
のサブ・コンフリクトが分離信号で完全に解消されています。

しかしその反面、左折車線が先行して青に変わるので、車道から交差点を直進しようとする自転車にとっては危険極まりない構造です。

品川通りの自転車歩行者道(南側)

丁字路の横画上側に相当する側。車道が赤信号でも交差点を直進できるのが
車道から分離された自転車通行空間の強みですが、デザインは要改善ですね。

今回は、整備区間の東端、小島町3丁目交差点から西に向かってインフラを見ていきます。

2017年8月22日火曜日

品川通りの自転車歩行者道(北側)


調布市小島町を東西に走る主要市道12号・品川通りの自転車歩行者道を見てきました。写真の枚数が多いので前後編に分けます。前編では道路北側のインフラを、整備区間の西端から東へ向かって見ていきます。

(市道の名前は調布市公式ウェブサイトの「調布市道路線認定図、路線認定調書」で確認できます。)

2017年8月14日月曜日

松山市道中央山越線の自転車道の【有効幅員】は何メートルか

愛媛県松山市の市道に2016年に整備された双方向通行の自転車道(bike track)が狭すぎると以前話題になっていました。Street Viewの写真から推測すると、その有効幅員は

0.8〜1.4m

で、一方通行の自転車レーン(bike lane)のペイント幅並みの狭さです。

2017年8月1日火曜日

疋田さんのメルマガ730号の感想(4)「自転車は車両という意識」

疋田さんのメルマガ、『週刊 自転車ツーキニスト』730号(2017-07-17)の感想です。
4回目は、「欧米先進都市の『自転車は車両』という意識に学ぶべき」について。

疋田さんのメルマガ730号の感想(3)「一足飛びではなく一歩一歩が重要」

疋田さんのメルマガ、『週刊 自転車ツーキニスト』730号(2017-07-17)の感想です。
3回目は、「一足飛びではなく一歩一歩が重要」との主張について。

疋田さんのメルマガ730号の感想(2)「自転車は歩道から出ていけ」

疋田さんのメルマガ、『週刊 自転車ツーキニスト』730号(2017-07-17)の感想です。
2回目は、「自転車は歩道から出ていくべき」との主張について検討します。

疋田さんのメルマガ730号の感想(1)「欧米では自転車は基本車道」

疋田さんのメルマガ、『週刊 自転車ツーキニスト』730号(2017-07-17)の感想です。

当該号の中で疋田さんは以下のように議論を構成しています:
  1. 欧米では自転車は基本車道である
  2. 日本では自転車は歩道から出て行くべきである
  3. 自転車インフラの整備は順を追って進めるべきである
  4. 自転車は車両という欧州先進国の意識に倣うべきである
この4点について、疋田さんが言っている事が本当に事実なのか、合理的なのかを詳しく掘り下げていきます。まずは1点目、「欧米では自転車は基本車道」について。

トロントの自転車レーンと海外の研究結果の解釈

トロントの市公式ページには、インフラの形態別に表示をON/OFFできる自転車マップが掲載されています。地図に掲載されている整備路線のうち幾つかをStreet Viewでざっと見たところ、日本との大きな違いが分かりました。

最終更新 2017年8月10日