2017年8月26日土曜日

宝永沢の雄滝・雌滝で試すクリートカバー

去年7月に道志みち経由で富士山に行った時に道志村の滝に寄り道しました。
自転車を降りての散策ということでクリートカバーを試しましたが……



道志みちを挟んで反対側(南側)の山脈。朝日を受けて緑が輝いています。
東京から自転車で自走ですが深夜に出発したのでこの時点で朝6時半。


滝への道に入っていきます。


序盤で出迎える斜面の崩れ方からこの先の急な地形が予感されます。


かなりの急勾配。路面に iPhone を置いて勾配計アプリで測ってみると、


21.6%の上り勾配です。


遊歩道の入り口

SPD-SLシューズにPWTのクリートカバーを装着。砂利道の斜面という環境で、カバーを嵌めるのにだいぶ手間取りました。座って作業できるベンチなどが無いと思いのほか厳しいですね。これは予想外でした。


沢を渡る踏み石






階段は踏面も急勾配になっていて、クリートカバーを嵌めていても
SPD-SLシューズでは非常に登りにくかったです。

途中で靴に違和感を感じて足元を見ると、クリートカバーが片方無くなっています。クリートに引っ掛ける部分の嵌まり具合がガバガバで、素材自体も柔らかいゴムなので、知らぬ間に外れてしまったようです。地面に目を凝らしながら引き返していくと、沢を渡る踏み石のところに落ちていました。この一件で、「全く当てにならない製品」という評価が自分の中で確定です。


再び前進するも、暗くてどこまで続いているのか見通せません。


谷の左手を見るとすごい急斜面


斜面のだいぶ上の方に大きな岩が

このまま進めば左右で対の滝が見られる(*)そうですが、とにかく暗くて怖いし、朝早くて自分以外に誰もいないし、まともに走れない靴なので、万が一熊に遭遇したら絶対逃げきれないだろうと思って、早々に退散しました。

道志村役場観光情報サイト - 雄滝・雌滝


朝日の当たるところまで戻ってきてほっと一息。