2019年7月19日金曜日

2019年参院選——自転車インフラ改善に尽力してくれそうな候補者は?

2019年参議院選挙の立候補者で、街中の自転車通行環境の改善、例えば
  • 路上駐車に塞がれない構造の自転車レーン
  • 十分な幅の自転車道
  • 通過交通を排除し、走行速度を抑制する生活道路
の実現に尽力してくれそうな人を探るため、「自転車」を含む発言を活動報告や国会会議録から検索しました。

調査対象は比例代表選出かつ自転車活用推進議員連盟のメンバーに限定しています。
掲載は氏名の五十音順、議会での発言は新しい順です。
件数は、本人のウェブサイトがGoogle による特定ドメイン検索 (site:) のヒット数、国会会議録が検索APIの戻りXMLのnumberOfRecordsフィールドの値です。



木村 義雄(自由民主党)

活動報告

本人のウェブサイト: 1件(以下に抜粋)

プロフィール
★学芸大学附属高校時代
休みの日は自転車で東京から京都まで行ったりした。

議会での発言

国会会議録: 0件


新妻 秀規(公明党)

活動報告

本人のウェブサイト: 0件

議会での発言

国会会議録: 0件


橋本 聖子(自由民主党)

活動報告

本人のウェブサイト: 7件(以下に抜粋)

夢の舞台 オリンピック!
19歳から31歳までの12年間で、私は冬のスケート4回、夏の自転車3回の計7回、オリンピックに出場しました。
戦果だけでいいのか
私自身もスケート連盟と自転車連盟の会長を務めているが、スポンサー探しなど休む暇がない。 

議会での発言

国会会議録: 12件(以下に抜粋)

第177回国会 東日本大震災復興特別委員会 第13号 (2011-08-01)
福島県は自転車王国でもありまして、泉崎サイクリングスタジアム、これは大変すばらしいオリンピック選手を輩出した場所でもあるんですけれども、これが補修工事をしようと思っても予算がない。

第177回国会 文教科学委員会 第10号 (2011-06-16)
そういう面では、競輪がこれからもっともっと繁栄するためには、自転車競技と同時に、いかに自転車が健康にとってすばらしいことかというような施設も競輪場の横に造ってみるとか、いろんなことを今研究しているところでございまして、

第166回国会 環境委員会 第6号 (2007-05-08)
もう古くからヨーロッパですとか北欧は、大都市においてもしっかりとしたサイクリング道路が造られている
// 中略
特にイギリスだったというふうに思いますけれども、国会議員が自転車で敷地内を、議事堂内を走ったときには手当が出るというような話も聞いたりですとか、本当にそういう意味では自転車というものが一つの交通にしっかりと組み込まれている
// 中略
健康の問題も考えたときに、これからは大きな枠の中でこの環境問題というものを考えていかなければいけないというふうに思いますので、その点も是非、大臣が自ら進んで自転車で、まあいろいろ周りの対応が大変かもしれませんけれども、そういった永田町、この霞が関になれば

第151回国会 環境委員会 第12号 (2001-05-31)
霞が関自転車利用システムということで、平成十一年二月一日から自転車を運用しようということでスタートを切って、電動アシスト車二台、自転車四台ということで、まだまだ台数は少ないんじゃないかなとは思うんですけれども、少しずつそういう動きが出てきたことはよかったなということ。もう一つは、ドイツ議会だったと思うんですが、国会議員も自転車に乗って登庁しようという動きが出てきていまして、日本でもそういうことを実際にしていくべきじゃないかなと

第140回国会 建設委員会 第2号 (1997-02-21)
道路は日常の生活の基本となる空間であるというふうに私は思っているんですけれども、残念なことに日本の道路と呼ばれるものは人よりも車優先でありまして、歩行者も車にストレスを感じ、また逆に運転する方も歩行者に対してストレスを感じ
// 中略
私自身もウォーキング・トレイル事業を積極的に推進している議員の一人といたしまして、改めて人に優しい道づくり、道路づくりとして幅の広い歩道、先ほどもお話ししていただきましたけれども、そのようなコミュニティー道路の整備等でよりゆとりのある歩行空間を確保したりですとか、だれもが安心して生活でき、そして高齢社会に十分対応のできる道路整備の方針などがございましたら、ぜひ道路局長よろしくお願いいたします。

第136回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号 (1996-02-14)
残念ですが、我が国の道路は、どちらかと申し上げますと車優先でございます。私自身自転車に乗りましても車を気にし、また車を運転されている方も自転車や歩行者を気にし、お互いストレスを感じることが多いと思います。私は、こうしたことから、人が健康で環境に優しいというコンセプトを踏まえ、歩行を楽しむ高齢者の方、そして自転車に乗っている方、ハンディキャップを持っている方、皆さんが安心して利用できる道づくりを推進していただきたいと思います。
そうした中で、本年度建設省は、地球の豊かな自然や歴史、それぞれの地域にある文化に触れながら、安全かつ快適に散策を楽しむことのできる歩行者専用道路等を整備されましてウォーキング・トレイル事業を創設されましたが、その概要と今後の計画についての説明、そしてこの事業の中で車いすでも通ることのできる幅の広い、また段差のないスムーズな歩道を同時に整備を行うべきだと考えますが、その御見解のほどをお伺いいたします。


山口和之(日本維新の会)

活動報告

本人のウェブサイト: 0件

議会での発言

国会会議録: 3件(以下に抜粋)

第198回国会 参議院 法務委員会 第16号 (2019-05-30)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/198/0003/19805300003016a.html
○山口和之君
// 中略
日本は交通事故死者数に占める歩行中の割合が三五%、自転車乗車中の割合が一五・二%となっており、それぞれ他の国々よりもかなり高い率となっております。
なぜこのようなデータになっているのでしょうか。このようになっている要因は何か、お教え願います。

○政府参考人(高田陽介君) お答えを申し上げます。
委員御指摘のとおり、二〇一六年における主な欧米諸国の状態別交通事故死者数の構成率を見ますと、我が国の歩行中及び自転車乗用中の占める割合は、これらの国と比較して高くなっております。これにつきましては、道路環境、都市構造、生活様式等、様々な要因が考えられるところでありますが、一概に御説明申し上げるのは困難であると認識しております。
なお、諸外国との比較はできませんが、我が国における歩行者と自転車が関連する死亡事故の特徴としては、歩行者と自転車側に法令違反が多いということなどが挙げられるところでございます。

○山口和之君 日本では他国よりも乗用車乗車中の死亡事故が起こりにくいという可能性もありますが、他国よりも交通弱者である歩行者や自転車の死亡事故が起こりやすいという可能性もあります。
今、法令違反が多いという話でしたので、今までの対策がどちらかというと自動車とか免許を持っている人を中心にした交通事故の対策が重視されておって、歩行者や自転車の人、免許を持っていない人たちに対する、車社会に対する、車に対する対策はしっかり多分やられているんでしょうけれども、歩行者の方はまだ少ないような気もしないでもないところがあります。
2019年7月25日追記{
選挙が終わったので、本議事録からこの範囲を引用した意図を説明します。山口議員からの質問に対して政府参考人である警察庁長官官房 審議官の高田氏は、事故死者数の構成率の国家間の違いは多数の要因が関与するため説明できないとしながら、数ある要因の中から交通弱者側の法令違反だけを、諸外国と比較できないにも関わらず取り上げています。

(しかし自転車がルールを守らないことは、多かれ少なかれどの国でも言われていることです。アメリカでも信号無視はありますし、オランダでも逆走はあります。そしてドライバーの速度違反なども日本と同様ありふれています。)

取り締まりを職務とする警察の人間である以上、道路構造の問題には関心が向かず法令違反に注目してしまうのは無理からぬことではありますが、山口議員が真に自転車利用環境の改善に意欲を燃やす人物なら、このような安易な被害者叩きの責任転嫁には毅然と反論し、道路側の問題について追求すべきでしたし、そのための調査もしておくべきでした。政府参考人の説明に丸め込まれているのでは何のための質問か分かりません。



山本博司(公明党)

活動報告

本人のウェブサイト: 163件(以下に抜粋)

しまなみ海道サイクリングロードの自転車料金の実質無料化に向けた取組み(東京都)(2014-04-23)

公明党香川県政策要望懇談会③(香川県自転車軽自動車商協同組合連合会)(香川県高松市)(2017-12-12)
香川県自転車軽自動車商協同組合連合会(香川県自転車組合)の方々から「自転車の安全整備と事故の被害者救済、生活用自転車道路建設等」の課題、要望を伺いました。いただいた要望について、国・県・市町の連携により進めてまいります。

議会での発言

国会会議録: 1件(以下に抜粋)

第189回国会 国土交通委員会 第21号 (2015-09-08)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/189/0064/18909080064021a.html
近年では、自転車による観光振興ということで、愛媛県と広島県を結ぶしまなみ海道におきましては台湾を始め世界各地からサイクリストが訪れるわけでございます。ヨーロッパでは、サイクリングロードを結びましてナショナルサイクリングロードとして認定を受けた自転車道が重要な観光資源になっております。今、国会におきましても議員立法で自転車活用推進法、これが検討されておりますけれども、世界に誇る質の高いサイクリングロードに関しまして、こうした海外の事例も参考にしてナショナルサイクリングロードとして認定する制度、これを創設すべきと考えます。二〇一三年以来、広島知事また愛媛知事ともこのことに関して訴え続けておりますけれども、最後に大臣にその認識を伺いたいと思います。


若松 謙維(公明党)

活動報告

本人のウェブサイト: 2件(以下に抜粋)

活動報告 2010年7月19日~12月31日 (PDF)
以前から参加要請のあった「名取ママチャリ8時間耐久ロードレース」に参加しました。同市には、全国でも珍しい全長4キロの自転車専用道路(松林コース)があり、私も、午前、午後と計 4周16キロを約37分で走り抜きました。
活動報告 2003年1月1日~3月31日
地元上尾郵便局の元日配達出発式に出席しました。局員や配達のアルバイト(ゆうメイト)の人たちを前に挨拶を行い、全国25億通、上尾市だけで370万通の年賀はがきを配達するバイク、自転車部隊200名の出発を見送りました。

議会での発言

国会会議録: 1件(以下に抜粋)

第186回国会 総務委員会 第7号 (2014-03-18)
既存の原動機付自転車及び二輪車に係る軽自動車税についての今後の検討についてお尋ねいたしますが、