2008年6月14日土曜日

平調音取

雅楽曲の平調音取を視覚的に把握できるように音声分析ソフト、Praat で音量と音程をグラフ化した。上のグラフの右端が下のグラフの左端に繋がっている。

音取は其の吹き方が演奏者の感性に大きく左右される曲である。
ここで分析対象とした音源は東儀秀樹氏のもの(雅楽 天・地・空~千年の悠雅)だが、最初の塩梅(ポルタメント)から元の音程に戻した箇所での音量操作が特徴的である。