2016年9月26日月曜日

武蔵小杉・県道2号の自転車レーン

県道2号の自転車レーンを北側の終端から見る

2016年9月23日金曜日

自転車が車道を走るアメリカでもサイクリストの違反率は高い

U.S. Department of Transportation Federal Highway Administration. (1996). "Pedestrian and Bicycle Crash Types of the Early 1990's", p.92の図の一部を強調表示(事故記録の集計対象は1990年代初頭)


交通事故総合分析センター(2011年4月)「イタルダ・インフォメーション No.88 特集:走行中自転車への追突事故」p.4の図の一部を強調表示(事故記録の集計対象は2001〜2009年)

2016年9月21日水曜日

晴海埠頭と周辺道路の様子

晴海客船ターミナル

夜景写真の色を反転すると面白い。これはもっと試してみよう。

2016年9月13日火曜日

protected bike laneの非保護区間への路上駐車の侵入



自転車レーンと車の走行帯の間に駐車帯(floating parking lane)を配置し、駐車車両を自転車レーンの保護構造物として利用した整備形態ですが、駐車枠が埋まると、他の駐車場所を探す労を惜しんでか、自転車レーンの中に車を停めてしまうドライバーがいるようです。

場所はニューヨークの8th Avenueの南端に近い区間。この先の交差点で車の左折専用車線を付加する都合で駐車帯が打ち切られています。

2016年9月12日月曜日

ロンドンの豹変(良い意味で)

ロンドンの自転車政策は2013年に大転換し、かつてのインフラ整備方針を擁護していた言い訳は薙ぎ倒されました。


2016年9月10日土曜日

トロントのドア衝突事故

CBC News. (2016-09-02). "Video captures brutal dooring of cyclist riding in Adelaide bike lane"
トロントのAdelaide Streetで駐停車禁止区間の自転車レーンと車道に跨がるように停められた大型トラックの扉が突然開き、通りかかった自転車が衝突して重傷を負った事故。衝突時の映像有り。

Jordan Chittley. (2015-08-27). "Ontario drivers to face higher set fines for distracted offences, dooring cyclists". The Globe and Mail
オンタリオ州で2015年9月1日から"dooring"(ドア開放によって他者の進路を突然妨害したり負傷させる行為)に365ドルの罰金と違反3点が科されるようになったとのニュース。それ以前は罰金60ドルで、違反点数は科されていなかった。


過去の関連記事
札幌・西5丁目線のブルーウイング実験の感想(代替案付き)
ドア衝突事故の瞬間——車載カメラが捕らえた映像
自転車レーンの配置とドア衝突リスク

2016年9月8日木曜日

自転車レーンから自転車道へ——Bilderdijkstraatの改修事例

アムステルダムが市内環状線〈s100〉で駐車枠の車道側に有った危険な自転車レーンを道路改修で歩道側に移した事は以前紹介しましたが、別の路線でもほぼ同時期に同様の改修が行なわれていました。

ドア衝突などの事故リスクが大きかった自転車レーン時代のBilderdijkstraat
(2008年6月撮影のStreet View@52.3657382,4.8732941

広かった歩道の中に自転車通行空間を移した改修後のBilderdijkstraat
トラム軌道と車道の間にも段差が設けられ、車が軌道内に侵入しないようにしている。
(2016年5月撮影のStreet View@52.3657382,4.8732941

2016年9月7日水曜日

自転車通行空間のシミュレーター実験に見える屋井教授の価値観

鈴木 美緒・屋井 鉄雄(2006)「幅員と分離方法に着目した自転車の車道上走行空間の安全性に関する研究」『土木計画学研究・講演集』Vol.33

東京都品川区、大井町駅前の区役所通りをモデルとするCGの道路を自転車利用者とドライバーに提示した実験。

出典: 鈴木・屋井(2006)

車道上に表現された様々な自転車通行空間に対する自転車利用者の評価と、ドライビングシミュレーターでのドライバーの運転行動を調べ、分離工作物(ラバーポスト)が無い自転車レーンの方が双方にとって「有効」であると纏めていますが……

2016年9月5日月曜日

立川の映画館とヤギ


MTBの制動距離実験

MTBでも実験しましたが、条件の統制が難しい!

2016年9月4日日曜日

ロードバイクの制動距離実験

以前、文献に基づいて作成した図。でも本当にこんなに長い?

制動力が弱いと言われるロードバイクが何メートルで停まれるのか、前から気になっていたので自分で実験しました。

練馬の祭り


2016年9月2日金曜日

国総研による国道254号の事故率研究に対する指摘について

ランキング日記(2015年10月14日)「有名なあの図を検証する。自転車出合い頭事故の危険性

車道左側通行の安全性を主張する材料として各方面に無批判に引用されている研究の問題点を鋭い洞察で炙り出した名記事で、最近また読み返したのですが、記事中の
そして、調査区間のうち池袋付近には自転車の車道走行が禁止され、歩道通行のみが許された部分もあった。

/* 中略 */

↑国道254号にある軽車両通行止め標識
は恐らく上り線のこの場所で、別の角度から見れば分かるように、標識の効力が及ぶのは(標識の先で山手線の跨線橋になる)中央寄りの2車線のみです。(山手線の手前で地上に降りる)左側の車線は自転車も車道を通行できます。まあ走れると言っても車の実勢速度が高く、大型車も多く、路上駐車も大量発生していて車道通行が危険な区間なので、ほぼ全ての自転車が歩道を通行していますが。

以下、参考に2015年12月に撮影した池袋付近の上り線の写真を載せます。

元田教授、それ違うよ!

元田良孝「日本の自転車交通の混迷 —時代遅れの道路交通法、歩道通行の大罪—」『交通安全教育』2016年8月号

p.11
歩道通行の方が車道通行より6.8倍も危険であるとする米国の論文20)もある。

p.19
20) Lisa Aultman-Hall and Michael F. Adams Jr : Sidewalk Bicycling Safety Issues, Transportation Research Board 77th Annual Meeting, January 11-15, 1998

参考文献20番はアメリカではなくカナダの研究です。6.8倍という数字も出てきません。6.8倍という数字は日本人研究者がアメリカの複数の調査を継ぎ接ぎして強引に捻り出したものです。

2016年9月5日 追記あり
2016年9月7日 人格攻撃になっていた記述を削除