2010年2月27日土曜日

上から見た白い柴犬のイラスト


white shiba inu with red harness looking up innocently

雛人形(後日)

気になって もう一度見に行ってみたら、
ちゃんと烏帽子に直っていた。


雛人形

大学のカフェに雛人形が飾られていた。
そういえばそろそろ節句。

お内裏様


2010年2月26日金曜日

トルコのリード楽器

旅行のお土産に貰ったトルコの民族楽器。
zurna というらしい。


2010年2月25日木曜日

なう (9) 最後に

前回の続き。

 「なう」は書き手が自分の現況をつぶやく時に
手短かに言える便利な言葉だという事が分かった。

また、終助詞的な位置で副詞的に機能するという、
日本語にとっての異質さも確認できた。

(ネットでしばしば見られる「なう」への嫌悪感は、「なう」が
日本語の体系を乱す事にも起因するかもしれない。)


---

 ところで、「なう」は元々英語の‘now’から来たという事だから、
英語での種々の用法もそのまま使えるのではないだろうか。
例えば、

  「今となっては」 e.g. 手遅れなう。
  「今までに」 e.g. 待ってるけどなかなか来ない。 一時間なう。
  「今や」 e.g. 何々選手、メダルを手に帰国! 時の人なう。
  「さて」 e.g. 重大発表なう。
  苛立ち e.g. 遅刻しそうなのに信号故障なう!

もう既に幾つかは使われていそうだ。

なう (8) 誤用の原因

前回の続き。

 最後に「何々なう」に関する誤用について検討する。
誤用については既に意味と使い方に指摘されており、

  ・食事中なう
  ・いま、東京なう
  ・これから、東京なう
  ・そりゃ、笑っちゃうなう~

などが例として挙がっている。また、その記事へのコメントで

  ・ラーメン食ってるなう

も、「食ってる」と「なう」が共に「いま」の意味なので、
重複であると指摘されている。

 このブログでは以上の5分類の内、
「食事中なう」と「ラーメン食ってるなう」は
必ずしも誤用とは言えないと判断したが、
何故これらも「間違い」だと感じられるのか。
また、何故こうした「間違い」が生じるのか。

2010年2月23日火曜日

なう (7) 文法的性質

前回の続き。

「なう」の品詞

 まだ生まれて間もない新語だから、
ユーザー間で意識のズレも有るだろう。
今回は取り敢えず、調査範囲で
多数派だった形式を基準に考察する。

なう (6) 形式と意味のまとめ

前回の続き。

これまで見てきた例を基に、形式と意味の対応関係をまとめる。

2010年2月22日月曜日

なう (5) その他

前回の続き。

 「なう」は基本的には現在の動作や状態を表すが
一部、「今、何々してる」と解釈できない用例も見られた。

2010年2月21日日曜日

なう (4) 動作

前回の続き。

 何らかの動作を表わす「なう」は、
意味・形式共に最も多彩な用例が見られた。

なう (3) 状態

前回の続き。

 場所の次は、「いま何々な状態です」の意味を表わす用例を見る。
「名詞+なう」形式も見られるが、多くは述語や文に「なう」を付けた
形式で、細かい状況を補う傾向が見られる。

なう (2) 現在地

前回の続き。

 以下、用例とその分析を書いていくが、
表示が煩雑になるのを避ける為、特に必要が無い限り、
用例は「なう」が付いた部分だけを抜き出して示す。
(文末の句点も省略する。)

 まずは現在地の「なう」。今どこにいるかを表わす「なう」は、
単純に、「場所を表わす名詞+なう」形式とした用例が殆どだった。
「名詞+なう」が定型表現として確立している事が分かる。

なう (1)

最近では新聞でも盛んに取り上げられるtwitter。
一般人の私生活から、企業広報、果ては国会議員の
発言に至るまでweb上に呟かれる様になったが、
大して気に止めていなかった。

気になるにしても、精々、twitterの日本語表記が
「トゥイラー」ではなく「ツイッター」で定着した事くらい。

字面だけ見ると、どことなくネットスラング風な
「ツイッター」が日経新聞に載った時は驚いたが、
以前よりも原語の発音に拘らず、日本語の伝統的な
音韻体系だけで間に合わせようとする兆候だろうか
という程度の関心だった――

――ところへ浜田幸一氏の「だう!」

うむ!コンゴ民主共和国は、
世界熱帯林の10%を所有している。
さっき数字間違え140ギガトン!!
世界排出量の約3年間分!!
ノルウェーが主要資金提供しているぞ!!
ここでも日本が遅れている。 なさけなう!!
ツィッターから何か出来んのかね?
ダイレクトメールでも連絡待っている。だう!

何だこれは。

掛け声か、気合か、平均株価か。全く分からない。
調べてみると、twitter上で「なう」という新表現が
もう半年以上も前から爆発的に広まっているらしい。
かなり遅れ馳せながら知った。

既に、用法の分類と解説は有るわ、
「なう」を自動で集めるボットは有るわで、
世間の注目度が知れる。

上の解説ページを手短に纏めれば、
「なう」は英語の now 起源で、「今…している」とか
「今…に居る」を意味するという事だそうだ:

「会議なう」 = いま会議している

「京都駅なう」 = いま京都駅に居る

ところが、この解説ページで既に誤用が指摘されている。

「食事中なう」
「中」が「なう」とかぶっております。

「いま、東京なう」
「いま」が「なう」とかぶっております。

「これから東京なう」
では今どこなんでしょう。

「そうだったかなあなう」
そもそもの趣旨と離れて語尾につけてるだけですね。

「11月なう」
本来なら1ヶ月使えるはずが、11/1の夜12時過ぎに
使うと「今11月になったね」という意味で通じる

こうなってくると、もう無視できない。
「なう」の誤用、その理由は?
「なう」の意味解釈、その原理は?
「何々なう」は文?複合語?

自分でも用例を集めて分析してみる事にした。

用例は上に書いたボットを使って収集する。
とりあえず、思い立ったその時点、
2010年2月21日午前10時前後のものを。
各ユーザーの言語歴は分からないが、
最初なので無差別に拾い集める事にする。

次の記事から分析結果を載せていく。

2010年2月12日金曜日

検索サイトのオリンピック色

検索サイトでバンクーバー絡みの機能が出ていると聞いて
幾つか巡回してみた。

まずは Google.

検索結果の最上位、赤枠で囲った所に「12日から始まります」と出ている。

2010年2月11日木曜日

誤読



英字新聞の文化面。右上に書かれた文字は

DANCE MUSIC WEAKEND ARTS
(ダンス音楽が芸術を弱くした)

???

そんな批判的な記事だっただろうか。



…と思ったら、
weakend(弱めた)ではなくweekend(週末)だった。

DANCE MUSIC WEEKEND ARTS
(「週末の芸術」面の「ダンス・音楽」)



写真のページは新聞を開いた時に右側に来るが、左側のページだと
WEEKEND ARTS DANCE MUSIC という語順、というか配置。

2010年2月8日月曜日

構造美


都電荒川線近く