2022年3月3日木曜日

国道16号(相模原)の自転車道の実走

元々あった副道を無くして3m幅の自転車道に転換した国道16号の実走動画です。2021年12月に整備区間の東端の鹿沼台交差点から西端の清新交差点までの全区間をノーカットで収録。音声はバイノーラル録音です(ヘッドフォン視聴推奨)。

関東地方の自転車道の中ではかなり高品質ですが、

  • 自転車道が打ち切られる交差点周辺での自転車同士の複雑な錯綜
  • 切り開き構造の無信号交差点を通過するたびに来る縁石の段差の衝撃
  • 車道と自転車道の間に滞留空間が無く、自転車道を塞いで待機する車
  • 横断歩道のない信号交差点で歩道橋ではなく地上を横断する歩行者

など、道路デザインに起因する様々な問題が見られます。

自転車道と車道の間に滞留空間が無く、合流待ちのトラックが自転車横断帯を塞いでいる。

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2022年3月2日水曜日

町田街道(小山町)の自転車レーン

京王相模原線と尾根幹線の終点の間に新設された自転車レーンの車載動画です。整備区間を1. 東進、2. 西進、3. 日没後に再び東進しています。

自転車レーンはやや幅広ですが、中央分離帯のある一直線の幹線道路で、道路全体の設えから受ける印象は「幹線性」が非常に強く、一般的な自転車利用者は車道通行にやや不安を覚えるでしょう。撮影時に遭遇した他の自転車利用者は全員歩道を選んでいました。

並行する境川沿いの生活道路の方が静かで空気も綺麗なので、スピードを求めないのであれば(自転車レーンが整備された今も)町田街道を積極的に使う理由は見当たりません。

沿道の商業施設は基本的に自前の駐車場を持っているので路上駐車のニーズは小さいはずですが、自転車レーンが未整備の箇所(動画の収録範囲外)に数台発生していました。