2014年4月30日水曜日

荒川の狼少年

冬の間工事で通行止めだった荒川放水路・右岸の河川敷に
速度抑制ハンプができていました。場所は足立区小台。
扇大橋と西新井橋の間の区間です。

「徐行」+ イメージハンプ + 物理ハンプ

オランダでは自転車道が主流

自転車先進国オランダでは、
自転車レーンではなく自転車道が主流です。

今まで視覚的にしか分離されていなかったレーンも、近年、
構造分離型のレーン(= 自転車道)への改修が進んでいます。

日本では
自転車先進国では自転車レーンが主流
と主張されていますが、事実は正反対です。

今回はそれを写真と数字の両面から紹介します。

2014年4月27日日曜日

皇居ランナーとサイクリストの問題

自転車文化センター学芸員の村山氏が書いた
研究報告書を読みました。

村山吾郎(2012)
皇居周回道路における歩行者とランナーとサイクリストの関係について
『自転車文化センター研究報告書』第4号

Fietsstad賞を逃したフローニゲン、敗因は?

2014年4月29日 駅前駐輪場についての情報を追加

オランダ国内で最も優れた自転車都市を選ぶ Fietsstad(= 自転車都市)賞。
自転車都市として世界的にも名高いフローニゲン(Groningen)は
2002年に優勝しており、二度目の栄冠を目指して2011年大会にも参戦しましたが、
セルトーヘボス(s'-Hertogenbosch)に破れてしまいました。



敗因は何だったのでしょうか。

2014年4月25日金曜日

厚木街道・二子玉川の未供用ランプ

日経新聞の連載「都市インフラ考」に
二子玉川の道路が取り上げられていました。

都市と道路網の在り方について、
クルマ中心の前時代的な視点に立った記事だと感じます。

2014年4月24日木曜日

道路の空間配分シミュレーター

Streetmix というページが面白いです。
歩道、車道に限らず、自転車レーンやトラム軌道、
植樹帯やベンチ、街灯など、ありとあらゆる要素を
自由に配置したり、入れ替えたり、幅を調節したりできます。


追い越し時の側方間隔を訴えるサイクリスト

2014年4月29日 埋め込み動画を追加

Click2Houston(2014年4月21日)
Flag-wielding bicyclist records motorists violating law

テキサス州ヒューストンのサイクリストが、
追い越し時に側方間隔を充分取らないドライバーに対して、
自転車から横に伸ばした三角旗で警告しているというニュースです。


本人が投稿している記録映像の一例

幼児の事故防止研究にGoProはいかが?

ヨドバシカメラのレビューサイトにGoProのレビューが載っていました。



撮影例の一つに2歳児の視点というのが有るんですが、
映像を見ると、単に家族の思い出を残すだけに留まらず、
幼児の製品事故の予防研究にも役立ちそうだなと思いました。
公園の遊具や自動ドア、道路空間など、応用範囲はたくさん有りますね。

2014年4月23日水曜日

レンズ一体型デジカメの電子水準器の搭載状況

レンズ一体型デジタルカメラの
現行機種(2014年4月時点)について、
電子水準器の有無を一覧にしました。

2014年4月22日火曜日

selectorの背景画が凄い

『selector infected WIXOSS』というアニメ作品の背景画が凄いです。
単なるリアルさや描き込みの緻密さに留まらない独特な空気感にやられました。
気になって調べてみると、制作会社の studio Pablo は以前、
『輪るピングドラム』や『悪の華』の背景も担当。なるほど納得です。

Google 先生曰く、自転車の車道走行は……

交通参加者の心理が良く分かる検索結果
(Google Suggestions, 2014)

邪魔で、危なくて、怖い。

2014年4月21日月曜日

「環境先進国」気取りの日本

環境省がアジアの温暖化対策を支援する為に
基金を設立するそうです。

山手通りの自転車通行空間の改良イメージ (2)

2014年4月22日 細かい部分の訂正と加筆
2015年4月29日 文中の「レーン」を「通行空間」に変更

細街路との交差点の現状

狭くて段差だらけのブツ切れの通行空間を……

改善イメージ

広くて滑らかな連続空間に。

2014年4月20日日曜日

山手通りの自転車通行空間の改良イメージ (1)

2015年4月29日 文中の「レーン」を「通行空間」に変更

この思考停止のグダグダな設計をどう直すか

2014年4月19日土曜日

点字ブロックのNG集

点字ブロックの設置ガイドブックを読みました。
現実の設置例には信じられないくらい間抜けな、
そして視覚障害者にとっては危険なものが有るんですね。

2014年4月18日金曜日

オランダの逆走自転車対策

逆走自転車はオランダにも存在しますが、
逆走行為の捉え方や対処法はとても合理的です。

アームスフォートの駅前通りで2003年に行なわれた
一つの改修事例からそれを読み取ってみましょう。

自転車ツーキニスト大集会の告知文の感想

自転車活用推進研究会から
「自転車ツーキニスト大集会」の告知が届きました。
バスと自転車の共存問題について討論するそうです。

2014年4月15日火曜日

「再生可能エネルギー」は文法違反

すっかり定着してしまった感のある
「再生可能エネルギー」という表現ですが、
これ、どうにも馴染めません。

誤訳だという指摘も有りますが、
それ以前に日本語として間違っていると感じます。

問題の肝は「可能」という語の意味制約です。

パトカー事故に見る道路交通の本質的危険性

2014年4月13日に兵庫と大阪でそれぞれ
パトカーが絡む事故が起こりましたが、
どちらもシステムの欠陥が招いたものに思えます。

Sustainable Safety って何だ?

オランダの自転車政策を調べていると
Sustainable Safety (Duurzaam veilig)
という言葉がよく出てきます。

Fred Wegman (2007) Advancing Sustainable safety, p.20

「持続する安全性」? どういう事だろう。

2014年4月13日日曜日

緑化は免罪符? 街路樹の日蘭比較

交通事故を防ぐ為に街路樹を撤去しようとすると
反対する住民がいるそうです。

街路樹の死角で出会い頭衝突のリスクが高い道路

2014年4月11日金曜日

手動HDR合成の仕方

2014年4月12日 作例追加

無料の画像編集ソフト、GIMPを使った
HDR写真の作り方をメモしておきます。

2014年4月10日木曜日

山手通りの自転車インフラの問題点と改善案

山手通りの車道の構造は
自転車が走る事を全く考慮していませんが、
それでも車道を走る自転車はいます。

設計者が想定したであろう利用形態

2014年4月9日水曜日

自転車が自発的に車道を走る場所

最近、車道を走る自転車をよく見掛ける気がします。

外国人の視点から捉えた日本の自転車問題

日本の自転車環境の問題点を一番正確に捉えているのは、
海外から来て日本で暮らしている外国人かもしれません。

住民限定のパブリックコメント

自治体のパブリックコメントって、
なんでその市町村の住民しか出せないんでしょうね。
(通勤・通学者や利害関係者も出せますが。)

2014年4月5日土曜日

PD-M530の中身

PD-M530の軸

ロックブッシュとナットに塗料が付いていました。
組み立ての間違いを防ぐ為の工夫なのかもしれませんが、
塗料の破片が回転部分に混入する恐れが有ります。
使い始める前に分解しておいて良かった。

2014年4月4日金曜日

パーキングメーター

自転車乗りからは評判の悪いパーキングメーターですが、
上手く使えばモーダルシフトを促す道具にも、
事故を減らす手段にも使えると思います。

不忍通り・護国寺付近のパーキングメーター

PD-5800の中身

先頃発表されたばかりのシマノ105の5800シリーズですが、
ペダルが何も変わっていないように見えたので
分解図をダウンロードしてみました。

2014年4月3日木曜日

5800系105を見ての雑感

Dura-Ace と Ultegra の中空クランクアーム構造が
とうとう 105 にまで降りてきましたね。
良い意味で期待を裏切られました。

でもクランク・スパイダーのデザインが……。
悪い意味で期待を裏切られました。
(FC-6800のデザインは最高だと思う。)

2014年4月9日追記
しばらく見ていたら
このデザインも悪くないなと
違和感が薄らいできました。

ワイヤー変速式のSTIレバーに油圧ブレーキを内蔵。
デザインもすっきり纏まっている。
これには諸手を上げて大歓喜。

自転車通勤の課題——イギリスと日本の違い

University of the West of England が
自転車利用に対するイギリス人の意識を調査しました。

「自転車に乗るのは良い事だ」という意識は有っても、
走行環境への不安から実際の利用には繋がっていないようです。

2014年4月1日火曜日

和田峠と醍醐林道

2014年4月8日追記
和田峠の八王子側の通行止めは4月4日17時に解除されています。
(東京都建設局:都道通行止め情報


龍蔵神社