パーツを組み上げる前に角を丸く削る。鉋(かんな)を出してきて、
如何にも日曜大工っぽいと満悦していたが、紙やすりの方が簡単だった。
紙やすりは番号が小さいほど目が粗いが、どれを使ったら良いか
勘が無いので、今回は適当に180辺りから始め、600で仕上げた。
こまめに掃除機で削り滓を吸い取れば効率良く削れる。
棚板は、側面にネジ位置の目安の穴を浅く開け、さらに
板目を見て上下・前後を決めてポストイットを目印に貼る。
組み立ては、接合面にボンドを塗り、下書き線に正確に合わせたら
ネジで一気に締め上げて進める。この間は清く正しい本棚の作り方に
あるとおり、写真を撮っている余裕は全く無かった。
ああ、水ぶくれが大きくなってる…。
片面18本のネジを一気に締め上げるのは流石に辛い。
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続いて背面に一枚板を張るが、板を買う時に切断寸法を間違えて
設計より大きくしてしまったので、鋸で修正する。左の棒やすりは
切断面を滑らかにする為に、金槌は背面板に釘を打ち込む為に用意。
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板厚は 2.5 mm しかない。こういう薄い板は鋸を引くと
ささくれ立つと、昔なにかで読んだ気がするので、マスキングテープを
補助に貼ってみた(ちょっと貼り方が違うかもしれない)。
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一箇所、加工を忘れていた。側面板の足元は壁の出っ張りに
ぶつかるので切り欠く必要が有るんだった。東急ハンズでは
こういう加工はできないと掲示があったので、自分で
線を引いて、
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切り落とす。
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ここに背面板を接着すると丁度 7.5 mm の切り欠きになり、
壁にピッタリ置ける。
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完成!
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安く仕上げたいので塗装は省略したが、代わりに
紙やすりで入念に磨き上げたので肌触りは滑らか。
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手持ちの本がピッタリ収まる高さ。
ボンドが乾いたら他の本も並べられる。楽しみ。
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