2009年7月30日木曜日

中国笛

マレーシア旅行から帰ってきた家族がおみやげに楽器を(!)買ってきてくれました。

「博雅」! 平安時代の天才音楽家、源博雅と関係が有るのか…。

蓋を開けると、

これはあれでしょうか、「笛子(dizi)」というヤツではないでしょうか!

凄い!本物だ。日本の篠笛とは全然違いますね。


中国笛ならではの特徴。歌口と指孔の間に謎の穴。
ここに薄い膜を張る事でチャルメラの様な派手な音が出せる…

という事は以前から知っていたので、写真では早速サランラップを張ってあります。(個人的にはクレラップの方が好きですが…。)ここには本来、竹の薄膜を張るらしいのですが、ラップで何ら問題無い事は小学校のリコーダーで実証済みです。

管の足部には指が届かない位置に表裏とも穴が開いていました。
オーボエと同じ理由で開いているのか…。良く分かりません。


接続部は管の内外に金属が使われています。真鍮でしょうか。
嵌め込む感覚がモダンフルートとそっくりで、竹管なのに不思議です。

試し吹き♪ …の前にアルコール消毒ですね。
民族楽器は買ってそのまま吹くと、おなかを壊すという噂を聞きました。

吹いた感じは篠笛に近く、龍笛より大分楽です。
音は低音と高音の中間辺りで一番倍音が強烈で、高音域に飛ばすとフッと素直な音になるという特性が有って面白いです。
買って直ぐの竹製楽器は、本当は長時間吹いてはいけないんですが(割れの原因になる為)、ついついハマって吹き続けてしまいました。
何か一曲通して吹ける様になったら、もう一つのブログでご披露したいと思います。

2009年7月29日水曜日

本棚 (二本目)

演習、レポート、試験と積み重なっていた課題が漸く片付いたので、
ずっと放置していた本棚の材料を一気に組み上げた。

強度は少し落ちるが、背面板は省略。


その代わりに背面下部の切り欠きは少し多めに。


これで入り切らなかった本も収納できる。


(増え続ける漫画用に)前作より棚を一段増やしたので、カット図面も新たに引き直した。
ネジ穴は自分で開けようと思うと、位置決めに意外と手間取るので、お店に任せてしまった方が格段に楽。時間と体力が節約できる。(でも穴開け加工一回で50円は一寸高いなあ…)



棚板の奥行きは必要最低限まで削って、七段分を確保。
もちろん、一作目の棚と並べた時に見栄えが揃う様に側面板は同じ寸法で。