2011年10月19日水曜日

自転車の歩道走行

今日のニュース。
警視庁が自転車の歩道走行の禁止を厳格化するそうだ。
今までは「自転車は車道」と謳いつつ
現場の警官は歩道に上がるように指導するという
二重基準が続いてきたが、やっと変化するのだろうか。

と思いきや、
警視庁は都と連携し、……路面を色分けして
自転車と歩行者の通行部分を明示した歩道の整備を進める。
結局これか。

こういうインフラ整備をするから人々の意識の中に
「自転車は基本、歩道を走るもの」という考えが根付く。

自転車乗りのマナー違反と言い、警察の論理破綻と言い、
この国はどこの発展途上国だよと嘆きたくなる。

今年の夏に一週間ほど香港に滞在したが、
自転車は車道を走り、歩道上では必ず降りて押す。
これが清々しい程に徹底していた。

日本は香港以下か。

2011年10月12日水曜日

トウェンティヤの推理

10月6日の日経新聞夕刊、
青山七恵さんのコラムが興味深かった。

東海道新幹線で旅行に行った所、
次の駅が近付いてきたタイミングで流れる
案内放送の英語が

「プリーズ・チェンジ・トウェンティヤ」

トウェンティヤ?
to went here?
twentier?
トウェンティヤって一体なんなの、という話。

結局正解はtrains hereだったというオチなのだが、
なぜtrains hereがtwentierに聞こえたのか。

2011年10月7日金曜日

江戸川の中流域から河口まで

利根運河。
明治時代にオランダ人技師が関わって開削されたが
運河としての時代は短く、治水、導水と役割が変わっていく。
嘗ての壮大な水路計画は潰え、今は長閑な散歩道。

水田の中を散歩する犬。
都市のスプロール現象とは言うけれど、
東京をちょっと出ればまだまだこういう景色が有る。

2011年10月6日木曜日

マガモ

マガモ

朝靄を背景に草を食す

食す食す

 猛然と食す

トークリップ

ロードバイクならバインディングペダルは必須の装備らしいが、
専用の靴には、多汗症でも履ける通気性の良さと、
幅広足に合う足型を兼ね備えた安いものが無い。
この分野の主戦場は欧米だから、日本が後回しにされるのは仕方無い。

一部モデルは典型的な日本人の足に合わせて幅広甲高に作られているが、
その「典型的」は誰にでも当て嵌まる訳ではないらしい。
最近の若年男性は筋力不足で足のアーチが崩れ、
足囲は普通だが足幅が広い(幅広甲低)人が増えている
とは、青山のニューバランス旗艦店の店員さんの言。
計測してもらったら正にこれだった。

それならバインディングは諦めて、
選択肢の多いランニングシューズに
トークリップを組み合わせるのが良いだろうと思い、

三ヶ島のトークリップと

トーストラップを買ってきて

ペダルに取り付け

できなかった
ので取り付け穴をドリルと鑢で削って拡大(赤色の部分)。
安物ペダルとは分かっていたが、プラモデル用の工具で加工できるとは。
無事取り付け完了。

---

ところで巷ではtoe clipのtoeの表記に
トー、トウ、トゥ、トゥーなどと様々な流儀が見られる。

英語の音声では[tou]で、最も原音に近いのは「トウ([to.u])」だろう。
但し日本語は母音の連続を嫌い、且つ二重母音[ou]を持たないので、
日本語的な発音に変化したものを基準にするなら「トー」が最も近い。

「トゥ」と「トゥー」は、トウからの過剰矯正と考えられる。
英語で「トウ」なんて簡単な発音の筈がない。
きっと本当は「トゥー」なんだ。
と無意識に思い込んだ事から生まれた表記では、という仮説。

もう一つ考えられるのは、「ゥ」の読み方の問題。
英語の[ou]は[o]が強く長く、[u]が弱く短いので、
この違いを「ゥ」で表現して[tou]と読ませたいのかも。
小さい「ぁぃぅぇぉゃゅょ」は本来そういう使い方はしないが、
視覚的には弱く短い音を表わすのにピッタリだ。

とは言え、こんなイレギュラーな用法を認めたら
日本語の表音システムがぐちゃぐちゃになって、
将来の世代から迷惑がられるだろうけど。

ラジオ会館閉館前後の秋葉原

テナントの撤退が完了したラジオ会館。
目映い商品の山が消え、老朽化の実態が露わに。