2017年12月2日土曜日

青の洞窟(渋谷〜代々木公園)







上3枚の写真で使った擬似的 anamorphic lens flare 効果の掛け方(使用ソフトはGIMP)
  1. 光源の部分を Fuzzy Select Tool で選択し、別レイヤーにコピー&ペーストする。
  2. 光源レイヤーに Gaussian Blur を掛ける(Blur Radius の値は、上の例では水平方向が画像の横幅の60%くらい、垂直方向が0.5〜1.0%くらい)。
  3. そのままでは光の筋が薄すぎて目立たないので、適度な濃さになるまで Blur 後のレイヤーを何回か複製して重ねる(上の画像では3枚から20枚ほど重ねている)。

作業のポイント
  • 光源の強さと色に応じて貼り付け先のレイヤーを分ける(レイヤー複製回数でフレアの強さを調整しているので、弱い光源と強い光源のフレアが同一レイヤー上にあると、弱い光源のフレアまで強く出てしまう)。
  • 色付きの光源(テールライトなど)が元画像でホワイトアウトしている場合、Fuzzy Select Tool で選択した元画像をそのまま光源レイヤーに貼り付けて加工してもフレアに色が付かない。そこで、光源の範囲選択だけしておいて光源レイヤーに移動し、その範囲を光源の色(#FF0000など)で塗りつぶしてから Gaussian Blur を掛ける。
  • 色付き光源のレイヤーの合成モードは Normal ではなく Lighten only にすると、元画像のホワイトアウト部分が色で覆われず、明るく輝いている印象を残せる。