自転車のサドルの高さを調整していて気付いたのだが、
どうも右脚が左脚より2cmくらい短いようだ。
左脚に合わせて高さ調節すると右脚が届かず、
右脚に合わせると今度は左脚が曲がりすぎる。
鏡の前に立って見ると、短い右脚を補うように
骨盤が若干傾いている。
ものの本(*)に拠ると左右の脚の長さを補正する
靴が有るそうなので、さっそく新宿に出掛けて
小田急のシューフィッターに尋ねてみた。
なんでも、5mm程度の差なら中敷や靴底の追加で
対応できるのだが、2cmともなると医療の範疇に入るらしい。
最初にきっぱりと靴屋ではできないと言ってくれる所が清々しい。
とはいえ我が事ながら随分と面倒な脚だ。
さて話を聞きながら本当に脚長差は有るのか
という事になり見て貰うと確かに2cmくらいの差。
腰の傾きの他、長い方の左脚の膝が
真っ直ぐ伸びきっていないとの指摘も。
言われてみればそうだ。
単に柔軟性に乏しいのかと思っていたが、
短い右脚に合わせて無意識に左膝を曲げていたのか。
シューフィッターの助言は非常に的確で
参考になったのだが、靴はどうしたものか。
もしかしたら脚長差自体を外科や整体で
治せるかも知れないから、これは安易に買えなくなった。
-----
* 塩野谷 香 2005 『足のトラブルは靴で治そう』 中央法規