2016年11月4日金曜日

松山市内の自転車環境 (3) 大手町駅

大手町駅前から見た西堀端



二段停止線の二輪車滞留空間が停車帯と繋がって、まるでbike boxのようです。

JR松山駅前から西堀端までの区間は、松山市の自転車計画では車道混在通行として暫定整備される事になっています。暫定というくらいなので、現状の横断面構成のまま車道の端にピクトグラムを設置する程度の処置を考えているのでしょう。市内の他の路線の先行整備事例からそう予想できます。

写真の場所では申し訳程度の停車帯が、街渠エプロン込みで1.5mほど有るように見えます。路上駐停車を完全に排除できるなら、暫定形態としてのピクトグラム類の設置もありだと思いますが、この路線は車線付加の都合で(東行きは松山大手郵便局の先から、西行きは伊予銀行松山駅前支店の前から)停車帯が完全に無くなり、車と自転車の通行空間が重なる事になります。その部分で自転車利用者の安全や利便性、通行空間の円滑な連続性をどう確保するつもりなのか疑問です。


今の所、歩道を通行する自転車が一般的です。

松山市もママチャリが大多数で、クロスバイクやロードバイクは少数派でした。

路面電車の乗降空間は幹線道路のただ中

電停のプラットフォームから

スロープなどは無く、車椅子利用者が自力で上がるのは無理そうです。


大型車が横を通る時はちょっと怖い

郊外電車と市内電車の平面交差で有名な大手町駅

画面中央が市内電車の停留所、右が郊外電車の駅です。この日は郊外電車の衣山駅から乗ってこの大手町駅で市内電車に乗り換え、道後温泉方面に向かおうとしましたが、乗り場は目と鼻の先なのに、横断箇所が限られていて意外と遠回りになりました。


乗り換え経路。途中で信号待ちが3回も有った。
市駅まで行ってから乗り換えた方が良かったかも。



レールの交差部

架線の交差部