篳篥の塗り、二回目。
前回の塗り上がりが貧相だったので、重ね塗りする事にしました。
写真は乾燥中の篳篥。小さい楽器なので
保持用に鉛筆を缶に貼り付けた道具を使っています。
鼈甲の様な色を目指したんですが、元々の塗料の剥げが
酷い箇所は誤魔化しきれてませんね。
成型ラインも管の上下で揃っていないのが気になる……。
でも木製の管を買うくらいなら別の楽器に手を出したい。
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和綴じの材料を買いにデパートに行ったらこんな文字が。
mode は女性名詞じゃなかったかなと思って調べたら、
両方有ってそれぞれ意味が違うんですね。
mode (f) 流行、ファッション(業界)
mode (m) 方式、様式、(動詞の)叙法、音階、旋法
同系列で comme ça men, comme ça ism
など複数のブランドを展開しているようなので、
comme ça がシリーズ名、du mode とか ism が下位分類?
だったら単に comme ça mode で良さそうな気もしますが。
公式の読みが「コムサデモード」になってるのも不可解。
du と書くなら [dy] (デュ)と発音するはずなんですが。
なんて書いてたら、4年も前に他の blog で franponais
として取り上げてたんですね。
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そういえば、今読んでるロジェ・カイヨワの『遊びと人間』も
(講談社の文庫に入っている日本語訳)、
財源と書いて「ルスルス」と読み仮名を振ってます。
(元は ressources [ʁəsuχs] だろうと思いますが)
確かに仮名文字転写したらそうなるけど、
これは酷い。ルビ振る必要がどこに有るのか。
ルスルス、字面だけ見たら寧ろ
北アフリカの小麦料理かと思います。