再塗装する事になりました。(写真上)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_nvcXM-zsNVl3BQToR9ko6AODYjrZKlzLPDTB4j_Tty2ieRsCfh7Fs5UilahyphenhyphenuEY9plHrRsRDUEi4uCXWy1BH_imC0tVstVffHRwBxpjsa5UnmUhYeCJUvBK_vGIG2-mYuc-hb52jHLvA/s400/DSC08115_.jpg)
武蔵野楽器製のプラ管。黒く塗ってあった部分は
ほぼ完全に地色が出ています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjHQ-77PNcWJXwbNV8szYc5BqjPhcPO4LzQtRGmpR1P4V4A9wm731R_FFGVtZ9cB-DaBIqQupUUpTu0a9ZP3skyltgQ1LW_1nBeMeYKE5x6HTGalg9wm-GwPdq7bf20ZJCCYPWLpkY0r8sQ/s400/DSC08121_.jpg)
歌口の朱も剥離が目立ちますね。
そう簡単には落ちない塗料を使っているはずなんですが。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgURccIWM_lzxyxdlUblJUxYiLzMh1MMUxBdppptlrGcmJYrk0IenNmrNfFasBSgUFLDu1jCvxBtOvDC9nvm4Y534fAbzJSidA6Y3ZH1plkESSgfapG8i2ClRviYJktyq71_36dbn2Nxn-s/s400/DSC08118_.jpg)
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作業開始
埃や皮脂などが表面に付いていると
塗料の乗りが悪くなる(剥がれ易くなる)ので、
塗装前に中性洗剤で油分を完全に除去します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjEYU4OsYz-9j31UmoZtRk8l_oiDAjaCmvcBY1lO6cVNkNFB3TrP4NutxONQGOoPg3zP8lbbLN9rBiapRTBRBxxeGhZ_J71cBRQnqdE9mJeyOGDsyFGu5zx8bv7A6CCMc04skoqLyEphvD-/s400/DSC08114_.jpg)
細かい溝の間は歯ブラシで念入りに。この他、写真には
写っていませんが、管の内部も同様に掃除する為に
ガーゼを巻いた掃除棒(リコーダー用)も使います。
で、驚いた事にこの段階で更に塗料が落ちて
洗剤の白い泡が灰色に染まるんですね。
中性洗剤如きで塗料が落ちるようでは、ちょっと……。
仕方無いので、ここで落とせる塗料は全部落とします。
(落としておかないと上に重ねる塗料ごと剥離する。)
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洗浄が終わった管の表面は、ちょうど、渋い物を食べた時の
舌の様にキシキシとした触り心地になります。
これが塗料を載せるのに最適な状態。
油分と同様、水分も塗料を浮かせ、弾いてしまうので、
乾燥も充分行ないます。管の内部は先程と同様に
掃除棒に巻いたガーゼを使います。
(ちなみに、ガーゼより晒し木綿の方が吸水力は高いようです。)
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つづく
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篳篥の蘆舌をレビューしてみました。