2019年8月11日日曜日

富士山一周 (1) ルート計画

一周して唯一富士山が見えた場所

2回目の富士山一周サイクリングをしました。自動車交通への曝露量を減らすべく引き直したルートはどうだったのかレポートします。


前回ルートの危険箇所

反時計回りルート

初挑戦だった前回は、富士山北麓については富士吉田から鳴沢までの国道138、139号が危険であることは分かっていたので、代わりに東富士五湖道路の側道と河口湖・西湖の湖畔道路を経由しました。これはサイクリング・イベントでも定番のルートですね。しかしそれ以外に2箇所、南東の麓にも危険な区間がありました。


危険箇所1 国道469号(東富士演習場区間)


自動車交通量が多い、大型貨物車の混入率が高い、片側1車線で車線幅・路肩幅ともに余裕がない、路面が荒れている(2015年時点。現在は更新済み)、と悪条件の揃った区間です(演習場の中が見られるのは面白いですが)。



こちらの自転車車載動画(7:40〜)で舗装が更新された後の様子が見られます。以前は無かった矢羽根型路面表示が追加されていますが、9:23、10:16、10:48辺りで車に横スレスレを追い越されています。しかも1台は対向車が来ていないタイミング。こんな小さな矢羽根マーキングを疎らに設置したところで、交通量の多さ、道幅の狭さ、一部の自己中心的なドライバーの前には焼け石に水との印象は否めません。

危険箇所2 国道138号(水土野→須走南)

国道138号の水土野から須走南までの区間

同じく自動車交通量が多い、大型貨物車の混入率が高い、片側1車線で車線幅に余裕がない、ところどころ路肩がない、上り坂という厳しい区間です。自動車の流れに乗って走るのは無理なので、必然的に追い越される回数も増えます。


国道と並行して建設中の高架道路が完成すれば少しは状況が変わると思いますが、今はまだ代替ルートを検討したい難所です。


今回試した代替ルート

国道469号回避ルート

富士山スカイラインで国道469号を回避

国道469号を避けるために思い切って富士山スカイラインに迂回しています。獲得標高は350mほど増えますが、車が少なく比較的快適なルートでした。スカイラインの補給ポイントは周遊区間のちょうど中間あたりに「森の駅 富士山」があります。


国道138号回避ルート

県道150号、151号、町道など

水土野から須走まではいくつかの代替ルートを検討しましたが、今回は現地判断でルート1を選びました。短いダートはありますが、木陰が涼しくて静かな道です。しかしこのルートでは国道138号の危険区間を完全には回避できませんでした。ルート2の方が良さそうです。


シリーズ一覧

  • 富士山一周 (1) ルート計画
  • 富士山一周 (2) 西湖→篠坂
  • 富士山一周 (3) 篠坂→水土野(スカイライン経由)
  • 富士山一周 (4) 水土野→須走
  • 富士山一周 (5) 須走→西湖