前回2016年版から8年越しとなる今回の自転車ガイドライン改定案。この間に蓄積された海外の知見も踏まえての大改定になるかと思いきや、過去の版の問題を引き継ぎ、新たな瑕疵も加わって、日本の自転車行政の調査力、設計力、理想はこんなにも低いのかと落胆しました。
パブリックコメントでは、改訂案の要修正点のあまりの多さ、意見募集期間のあまりの短かさに、意見の全てを提出することは叶いませんでした。前回2016年版のガイドラインに対して分量373ページの意見書で指摘したことのほとんどが今回も残っているので、やむなしです。
本稿では、意見募集の締め切り数分前まで書き続け、なんとか滑り込み送信できたものと、送信を断念したものの2部に分けて私の意見を紹介します。