2010年4月11日日曜日

梅ヶ丘、大橋、幡ヶ谷

世田谷区の図書館を開拓した帰りに緑道を見つけた







散歩中の地元のご老人に話し掛けられた。

この近くにね、親子三代続いて作曲家の
何々さんが住んでるんだよ。
あとね、もうちょっと行くとね、
歌手の何々さんの家もあるんだよ。

と言われても…。
まあ、とりあえず、「さすが世田谷。」


都心では余り見ない4回線鉄塔

(鉄塔の電線は三相交流なので
1回線は3本のケーブルから成る
3 かける 4 で 12本が見える)



緑道を目黒川方向に進むと自転車レーンが現われる
しかし写真の様にレーン幅が狭いのでスピードは出せない
対向自転車と擦れ違う怖さも有り、車道を選ぶ人も多い

出口に車止めが待ち構えているのも癪に障る
だいたい自転車は停止・発進ばかり繰り返してると
筋肉ばっかり付いて脂肪は燃えないんだ
軽く汗ばむ位で走り続けるのがベスト


大橋図書館にもついでに寄る(写真は向かいの公園)
老人いこいの家も入っている複合施設の3, 4階が図書館で
表通りに面した窓からは大橋ジャンクションの巨大な構造が見える
都市の地層をこの目で見るような図書館

蔵書数は少なめで児童書の比率が高い
CDコーナーをザッと見るとテニプリが
キャラソン単位で揃っている?!

地元なんか予算不足でCDの購入が
無期限停止されてるのに何たる潤沢っぷり

と、羨望の念をモヤモヤさせつつお隣の氷川神社へ

急階段は上まで登って振り返った瞬間が怖い
下を覗き込むと吸い込まれる様な感覚に襲われる
タナトスを呼び覚ます様なものが自然と宿るのだろうか

絵馬をチェックするのも習い性になってきた
合格祈願や健康祈願に混ざってこんなものも

無くした財布の切迫感に対し「家内安全」の
如何にも取って付けた感が絶妙なバランス

前々から思っていたが
賽銭箱の前での願い事は決して口外しないのに
絵馬には堂々と公開するという矛盾
これは何だろう

(公開すれば「誰かが読んで実現に協力してくれる」
という打算?ではなさそうだけど)

公開型という絵馬の特性から、独自のメッセージ文化が
生まれる兆しも(一部の神社を除けば)見られない

大多数の人にとっては、やはり神様宛てなんだろう
そういう絵馬を横合いから撮ろうとする自分は
日本の伝統文化とは反りが合わないようだ

自転車レーンが整備された道をもう一箇所見つけた
都道431号線

車線端を青く塗っただけだが
歩道上に整備された自転車レーンと違い
歩行者がフラフラ迷い込んでくる心配は無い

自転車を「車両」と認識した堅実な作り

他の道では多々見られる逆走自転車も少ない

(逆走とは、例えば写真左側のレーンを
画面奥から手前に走ってくる事。危ない。)

そういう恵まれた自転車レーンではあるが

路肩駐車の車が車道側のドアを開けるとかいう
自転車乗りにとっては危険極まりない行為も横行している

自転車で走っていて
あの開いたドアに激突して死んだという話も聞いた

車のドア構造とか道路整備とか
根本的に解決できないだろうか