2012年1月9日月曜日

アイデンティティ = 帰属意識

日経新聞で新年から「C世代駆ける」と題したシリーズが始まった。
今までと違う価値観を持ち、新しい事に挑戦する若者を追ったもの。
別にC言語を自在に操れる世代というわけではなく、
CommunicationとかChangeなどの意味を込めているらしい。

さて2012年1月9日朝刊にはそのC世代に対する意識調査が載った。
「あなたのアイデンティティーは?」という問いが有ったが、
用意された選択肢には
  • 出身地
  • 学校
  • あなたの国
  • アジアやヨーロッパなどの地域
  • 地球
などが挙がっていた。
あれ、アイデンティティー(自己同一性)ってそういう意味だった?
この選択肢なら寧ろ「帰属意識」じゃなかろうか。

こういう無自覚な意味の変化を見ると、
日本人にとって「自分を自分たらしめているもの」は
所属する集団なのだなあと実感する。


まるでシャガの花の様だ。
一本一本別に見えて、全部地下茎で繋がった一個体。