PWT 防水 フロントライト サイクルライト FRL100
上方への光をカットする配光と謳われていますが、
実際には水平から上に30〜45°の範囲にも光が漏れます。
本体上面の青い光は電源ボタンで、電池残量表示ランプ
(赤になると電池切れ警告)を兼ねています。
LEDは正面からは直接見えず、
下向きに取り付けられています。
本体上部の銀色のデザインは放熱版を兼ねているようです。
側面にも光が漏れるようになっています。
ゴムバンドは径の太いハンドルバーに最適化されているようで、
細いバー(写真は25.4mm)に取り付けると前後が浮きます。
ゴムバンドは3つの引っ掛け穴から最適なものを選べます。
かなりキツい穴を選ばないと走行中の振動でライトが傾きます。
引っ掛け樹脂パーツがハンドルバーに直接当たります。
傷が気になる場合はライトをバーテープの上に取り付けると良いです。
本体にネジで直接固定されたゴムバンドは
ネジをキツく締め込んでも自由に回転します。
電池の蓋は点対称なので、閉める時に向きを間違いやすいです。
表面の「AAA×2」の文字で上下は分かりますが、
電池交換時は大抵周りが暗いのでよく見えません。
電池は指で摘んで取り出すのが難しいので、ライト本体を傾ける必要が有ります。
電池の+、−極を表わすアイコンは、それを奥にするのか手前にするのか
直感的に理解しにくいと感じました。
他のライトとの比較
実測重量(電池込み)は、LD20 R5が115 g(ブラケットなし)、
FRL100が59 g、HighLux5が31 g(ブラケットなし)です。
3製品の照度比較
ライトの先端から壁までの距離を揃えて撮影しています。
左下がLD20 R5 (Low)、中央がFRL100、右下がHighLux5、
公称ルーメンはそれぞれ 5、100、60です。
中心の一番明るい点では、FRL100がHighLux5より僅かに明るいです。
左下がLD20 R5 (Mid)、中央がFRL100、右下がHighLux5
公称ルーメンは30、100、60です。この時点で既にLD20 R5が一番明るいですね。
公称ルーメンと実際の明るさが全く対応していません。
左下がLD20 R5 (High)、中央がFRL100、右下がHighLux5
公称ルーメンは81、100、60です。街灯の乏しい道路を走る場合、
最低でもLD20 R5 (High) くらいの明るさが無いと路面の障害物が発見できません。
左下がLD20 R5(Turbo)、中央がFRL100、右下がHighLux5
公称ルーメンは180、100、60です。
以下、各製品の公称値(電池容量、ルーメン、ランタイム)をまとめました。
製品 | mAh | lumen | h |
FRL100 | 1700~2600 | 100 | 6.5 |
HighLux5 | 570 | 60 | 5 |
LD20 R5 | 4000~5400 | 5 30 81 180 | 100 15 5.95 2.26 |
但し、乾電池1本当たりの容量は単3が2000~2700 mAh、単4が850~1300 mAhと仮定しています。