2018年6月17日日曜日

Continental Grand Prix 4000sの実測幅と空気圧

公称値より幅広と言われるGP4000sタイヤですが、条件を変えて実測してみると、タイヤ幅は空気圧と劣化具合でも変わり、公称値通りの幅になる場合もあることが分かりました。

下ろし立ての GP4000s (23mm) を用いた測定例



ホイールはリム内幅 15 mm の Shimano WH-RS21


上の測定例での空気圧は 8.0 bar です。


比較対象の古いタイヤ(下図で"old tire"と表記)

後輪タイヤが限界まで磨耗していたので、ちょうど良い機会と今回の測定をしました。


測定結果のまとめ。古いタイヤに比べ、下ろし立ては伸び方が小さいです。

下ろし立てであれば 3.6 bar 辺りで 23 mm 幅になりそうですね。リム幅がさらに狭いホイールなら、タイヤ幅が 23 mm になるのはもう少し高い空気圧かも。


幅を測定した新品タイヤの重量。束ねている輪ゴムは0.2gです。


もう1本買ってあった同じタイヤもついでに重量を実測。こちらは幅の測定には使わず。


古いタイヤは新品に比べて20 gほど削れています。



タイヤが膨張していく様子を撮りました(2倍速)

この映像は上のグラフを作った後、一度ロングライドに出掛けてから撮影したので、早くも伸びが大きくなり始めています。

動画はiMovie 10.1.9 で作成しました。ワイプ (picture in picture) 機能はiMovieでは使えないものと思い込んでいましたが、標準機能だったんですね。公式サイトでも作り方が説明されています:

iMovie for Mac: Create a picture-in-picture effect (no date). Available at: https://support.apple.com/kb/PH22931?locale=en_US (Accessed: 16 June 2018).

撮影は2台のカメラをそれぞれタイヤと圧力計に向け、同時に録画しています。空気入れの衝撃がカメラに伝わらないよう、カメラの三脚と空気入れの下にはマットや雑巾を敷いています。ノギスはタイヤの膨張で傾いたり落ちたりしないよう、画面の外で支えています。