登りの途中の展望ポイントから
E-M10に望遠レンズ(M.ZUIKO 40-150 F4.0-5.6 R)だけ付けて峠を登ってきました。
夕方の浅川
久々にロードバイクで外を走りましたが、MTBから乗り換えると、「えっ!? ドロップ・ハンドルバーってこんなに幅狭かったっけ? いつもは『もう2cm狭くしたい』と思ってたのに」と、感覚の変化に驚きました。
上恩方の田んぼ(iPhone 5sで撮影)
広角レンズは持って行かなかったのでiPhoneで撮りましたが、こんな光量が乏しいのに意外とノイズが少なくシャープですね(元写真を25%に縮小した上で800*600ピクセルにクロップ)。
陣馬高原下バス停(iPhone 5sで撮影)
iPhone内蔵アプリのPhotosで「クローム」フィルターを掛けてみました。
見上げると月
完全な日没後の峠TTは初めてです。わくわく。
前回MTBで26分30秒だったので、ロードバイクで来た今回は20分切りも軽いでしょ(笑)と楽観していましたが……
峠に到着(iPhone 5sで撮影)
……さすがにそこまで甘くなかった和田峠。22分27秒でした。MTBに比べて最低ギヤが39x30Tと重い分、心肺能力を使い尽くせなかった印象。
ちなみに登りの途中では10台以上の車とすれ違いました。昼間でもここまで多かった事は無いです。連休中は各地で渋滞していたそうなので、中央自動車道や甲州街道を避けて抜け道しに来たんでしょうかね? 道幅は狭いしヘアピンカーブも有るしで大変だと思いますが。
峠から見た月。ちょうど雲が掛かって月暈が見えました。
ちょっと雲が流れて怖い図に(笑)
展望ポイントからは街の灯りが
杉の枝葉
夜なので花粉は大して飛んでないだろうと思っていましたが、登りで激しい呼吸をしたせいか、帰宅後は鼻水とくしゃみが止まらなかったです。
通りかかったモーターバイク
画面手前の路面をうっすらと照らしているのが自分のロードバイクのライトです。エンジン付きの乗り物は明るさが段違い!
暗闇に微かに浮かび上がるガードレールの白を頼りに下る。
自転車のライトは光が弱いだけでなく照射範囲も狭いので、自分が正しいコース取りをしているのか分かりにくいです。狐や狸に化かされて道に迷う、という昔話の恐怖感が(こんな綺麗な舗装路でも)リアルに感じられました。
浅川
人里に下りて来て灯りに迎えられた時の安堵感!
中央線
多摩川線
今まで食わず嫌いで避けてきましたが、E-M10ならISO3200でも全然OKですね。
構内踏切
その他メモ
PD-R540
今回のライドで初めてSPD-SLペダル(PD-R540)を使いましたが、クリップ・イン/アウトを繰り返していた左脚の膝がライド終盤、痛くて痛くてまともに漕げなくなってしまいました。こんな症状はSPDペダル(PD-A520, PD-M530)では一度も無かったので、固定力の強いSLペダルを外す時の反動が原因だと思います。信号での停車回数が多い市街地ではこれが何十回と繰り返されるので、SPD-SLペダルは信号の少ない郊外だけ走るとき用か、或いは完全なレース機材と考えた方が良さそう。
信号待ちの時のクリップ・アウトを止めれば膝の負担が減るのではと考えて、信号待ちの時にガードレールに掴まる練習もしてみましたが、米屋か何かの店の前のガードレールが、掴んだ瞬間にガタッと動いて肝を冷やしました。ボルトが何箇所か外れていたようです(車が突っ込む事故が起きたら、あのガードレールは簡単に吹っ飛ぶと思う)。
そこで今度は、普段は全くクリップ・アウトしない右足を外してみましたが、停車中も何か変な感覚で、発進時に至ってはバランスが取れなくてフラついてしまいました。そうか、それでPD-R540には固定力の弱いLight Action版が出たのか。
Camelbak reservoir
前回のライドでレザヴォアの水から強いゴム臭がしたので、重曹を溶かしたお湯で漬け置き洗いをしておいたところ、今回のライドでは臭いは綺麗に無くなっていました。
タイヤ空気圧とウェアのパッド
段差通過時の車体の振動は以下のように1から3へと順に大きくなりましたが、
- MTB(26x2.00, 1.5 bar)
- MTB(26x2.00, 2.0 bar)
- ロードバイク(700x23c, 5.0 bar)
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