都道12号・武蔵境通り(深大寺付近)
深大寺付近の都道12号は車の停車空間が副道に集約されており、本線上には停車帯などの余裕が一切ありません。
尾根幹にトレーニングに行くのであろうスポーツ自転車乗りはそれでも車道を通行しており、私も一度だけロードバイクで車道を走ってみましたが、車(レクサスの白いステーションワゴン)に横スレスレを高速で追い越されて死ぬかと思いました。
そんな状況なので、スポーツ自転車を除いた一般の自転車利用者は全員、歩道上に用意された自転車通行空間(2.5m幅)を走っています。(スポーツ自転車乗りの中にも、本当は車と一緒に走るのは嫌で、自歩道上の通行空間の線形や平滑性が改善されればそちらを走りたいという人がいるはずです。)
歩道が広い割に歩行者の少ないこの幹線道路では特に、高速の車とニアミスしたり路上駐車に塞がれる事の無い、構造的に分離された自転車通行空間は最も合理的なインフラ形態と言えるでしょう(*)。