2018年11月27日火曜日

Protected bike lane整備による自転車の高速化(バルセロナ)


Zicla社のZebra®で車道から分離された自転車レーンが整備された路線の整備前後を比較した車載動画がツイッターに上がっていました。整備前は車の渋滞に阻まれて中々進めなかった自転車が、車とは別の専用通行空間ができたことで劇的に速く、スムーズに走れるようになっています。

2018年11月25日日曜日

方向別車線に挟まれた自転車レーンを批判するドイツのデモ

交差点流入部で車の左折レーン(欧州では右折レーン)と直進レーンの間に自転車レーンを挟む形式(通称 „Fahrradweiche“)は、日本国内では
  • ヨーロッパの先進的な自転車インフラ!
  • 自転車を車と同列に扱っていて素晴らしい!
  • 日本も見習うべき!
などと持て囃され、国のガイドライン (国土交通省道路局 and 警察庁交通局, 2012:Ⅱ-63) にも設計例が掲載されていますが、その構造を多用してきたドイツでは最近、Holzmarktstraße (Mitte, Berlin) に新設された自転車通行空間のFahrradweichen部分を危険として批判するデモ活動が行なわれました。



デモでは2台のセミトレーラーを配置し、間に挟まれた自転車レーンに子供を走らせることで、速度も重量も全く異なる移動体を交錯させることの危険性が視覚的に訴えられています。

このキャンペーンを行なった団体、Changing Citiesは、Fahrradweichenを今後一切新設せず、既存のものも改修するよう求めています (Fahrradweichen: Brutal und gefährlich, 2018)。

2018年11月16日金曜日

電線共同溝の地上機器の寸法と望ましい設置位置

自転車通行空間に隣接する地上機器(地図URL

青山霊園の東側を走る都道319号で地上機器の寸法を実測しました(2017年3月撮影)。

2018年11月5日月曜日

東京都の自転車通行空間マップ



ツイッターでは既に何度か触れていますが、いま東京都内の自転車通行インフラを一覧できるマップを手作りしています。基本的に自分の足で訪れて直接見知っている路線から地図に反映させていっているので、現状ではまだ地図化エリアに偏りがあります。

自治体が作るような自転車ネットワーク図と違って、交差点やバス停の周辺での打ち切りも反映しているのが特徴です(整備延長の公称値と実延長の違いや、centerline kmとlane kmの違いも集計しやすくなるはず)。また、インフラの種類ごとにレイヤーを分けているので、それぞれ個別に表示をon/offすることも可能です。

「東京都」と銘打っていますが、一部、神奈川県のインフラが入っています(これは別の地図に分離するかも)。

2019年3月21日追記{
神奈川県版埼玉県版を別途作りました。