2013年1月29日火曜日

超小型車の存在意義

2013年1月28日の日経新聞夕刊に
超小型車の特集が載っていましたが、
日経だけあって、いつもどおり

新しい市場が出来るんなら
環境問題なんかどうだって良いやー。
はっはー! 

という感じの揺るぎない視点で書かれていました。
さすが日経です。


一点一点見ていきます。



「国土交通省や自動車メーカーが超小型車
(超小型モビリティ)の実用化に向けて動き出した。」
何でまた?



「自動車業界が新市場として開拓したいと考えています。」
まあそんなところでしょう。



「大都市の交通渋滞を緩和」
自転車の方が渋滞緩和に効くよ? 寸法が小さいから。



「二酸化炭素(CO2)の排出量を抑える環境対策」
自転車はCO2排出量がゼロだけど? (乗員からの排出分除く)



「ガソリン価格の高騰に対応」
自転車は燃費がゼロだけど? (乗員の食費除く)



「超小型車を基盤にした新たな街づくり」
それ、自転車を基盤にした街でも別に良いよね?



「大きな問題は既存の自動車と超小型車が走行する道路や
地域をどのように分割するかという点」
自転車レーンの整備は? はっ、まさか自転車レーンを転用する気かっ?



「価格をどのように抑えていくかという問題もありますが、今後、
自動車メーカーの量産効果や、補助金制度などによって解消されていくでしょう」
自転車なら補助金が出なくても買えるよ?



「超小型車は一見、軽自動車と競合するイメージがあるが、
実際は二輪車、自転車を代替する乗り物になる可能性が高い。」
地球環境のために車から自転車に
乗り換えようって言ってるんだけど?



「幼稚園への子供の送り迎えや近所への買い物などで
母親が使う自転車を俗にママチャリと呼ぶことがあるが、
超小型車は雨の日も苦にならない「ママ・カー」としての
ニーズもありそうだ。」
電動アシスト自転車に屋根付ければ良くない?





以上に引用した部分以外も含め、記事中では
超小型車の存在意義の妥当性については
何ら考察が有りませんでした。

いい感じにクルマ業界に阿ってますねー。