2015年4月29日水曜日

山手通りの自転車通行空間の改良イメージ(3)

前回の東中野から少し北に飛んで、今度は中落合二丁目交差点(地図)の問題点と改善案を書いていきます。まずは結論から。

これが現状

これが改善案

2015年4月27日月曜日

富士見坂


ブレーキシュー交換

BR-R450のブレーキシューを6700系の物に交換

交換後にさっそく試走しましたが、キャリパーがロングアーチ(57mm)だからか、初期装備のシューとの違いがあまり感じられませんでした。

では、剛性の高さが期待できる普通サイズ(49mm)のキャリパーに交換できるのか。

現在使っている57mmのキャリパーではシューの高さ方向の調整範囲が14mmで、写真の通り、その中央から0.5mmほど下にシューの固定ボルト中心が来ているので、49mmのキャリパーでは調整範囲が1.5mmほど足りません。リアブレーキも同様でした。このフレームとフォークには普通サイズのキャリパーは適合しませんね。残念。

2015年9月10日追記

よく調べたら、アーチサイズ(=リーチ)が49mmなのは、
  • BR-9000, BR-9010, BR-R561, BR-3500, BR-2400
で、以下のモデルは51mmでした:
  • BR-6800, BR-6810, BR-5800, BR-4700
今のフレームとフォークだとシューの位置は50.5mmなので、上位製品に買い替え可能でした。

ついでにメモしておくとロングアーチ(57mm)のモデルは
  • BR-R650, BR-R451



このアングルはなんかエロい

目白台の公園




2015年4月24日金曜日

選挙とツイッター

ツイッターって政治家の考えや資質を見るのにうってつけの道具だ。広く深く考えている人か、思い込みで適当な事を言っている人か。批判に対して建設的な議論ができる人か、すぐに耳を閉ざす人か。本当に露骨に現われる。

掲示板のポスターの顔だけ見て決める人もまだまだ多いみたいだけど、インターネットが使えるなら、ちょっと時間を割いて、地元自治体議員のツイッターアカウントを検索してみてほしい。全く違う展望が開けるから。

それで信頼できそうな人がいたらメッセージをやりとりしたり直接会って話してみると、自分の中の漠然とした政治家のイメージよりずっと理知的で誠実で真摯な人柄だと分かったりする。

そしてその政治家が何に注力しているのか、どんな問題に取り組んでいるのかを知ると、社会に対する自分自身の目も開かれていく。こういうのが地方自治への市民参加の第一歩なんだろうな。


(今回の記事は自分の過去ツイートをまとめて転載したものです。ツイッターはサーバーが弱くて過去ログが知らない間に消えている事が有るらしいので念のため。)

2015年4月22日水曜日

東京23区の自転車通勤通学の割合


2010年の国勢調査の表番号11-2を基に、通勤通学での自転車利用(1)の比率を居住地別に計算しました(勤め先別の集計ではない)。図は東京23区で、都心部ほど利用率が低い事が分かります。

1 電車やバスとの組み合わせではない自転車のみでの通勤通学。


2015年4月23日追記

あ、上の図の配色はグラフィック・デザインとして駄目だな。直感的に理解できない。作ってる時は自分の中で、
  • 赤=自転車の利用が少ない不毛地帯
  • 青=自転車の利用が盛んな豊潤地域
というイメージだったけど、花粉飛散量の図のように、
  • 赤=量が多い、程度が高い
  • 青=量が少ない、程度が低い
と理解する人もいるかもしれない。色と意味の対応関係が曖昧だ。多義性を排する為に、色相上のグラデーションじゃなくて、或る一つの有彩色(例えば緑色)から無彩色(灰色)へのグラデーションを使うべきだった。有彩色と無彩色なら、有彩色の方が「その図で着目している指標の顕著さ」だと、ほぼ確実に理解できる。

こんな感じかな?

南田中団地の桜


選挙だヒャッハー


2015年4月20日月曜日

ポートランド州立大学近辺の信号無視の実態調査

Aaron Cole, Stephanie Benston, Philip Cohoe, and Stacy Harris (2011)
Red-Light Behavior between Motor Vehicles and Bicycles
(最終閲覧日:2015年4月20日)

学生が大学周辺の道路で車と自転車それぞれの赤信号無視の実態を調査したレポートです。実験計画が不適切なので、結果の解釈には注意が必要です。

2015年4月17日金曜日

この交差点構造はちょっと危なっかしいなあ

右折待ちの車の後ろスレスレを高速で通過する直進車
(場所は35.7611861,139.8050647

交通容量を欲張ってこんな構造にしたんでしょうが、右折車の待機スペースが充分に確保されておらず、右折車と後続の直進車がニアミスを起こしています。

2015年4月13日月曜日

オランダの優れた自転車インフラ58選

今オランダのサイクリスト協会(Fietsersbond)では次回2016年の自転車都市コンテスト(Fietsstad)に向けて自治体の参加申し込み受け付けをしてますが、それに合わせて、過去の大会で見られた優れたインフラや政策の事例をまとめたページが改めて紹介されていました。

Fiesersbond: Goede voorbeelden (2015年4月13日閲覧)

閲覧日の時点で58件もの事例が並んでいます。壮観だ。日本ではアイントホーヴン(Eindhoven)の空中ラウンダバウト“Hovenring”くらいしか知られていませんが、他にも各地の自治体が創意工夫して自転車の利便性や快適性を競ってるんですね。

私が一番目を引かれたのはハウテン駅のプラットフォーム直下の駐輪場。これぞ駅直結! 日本の鉄道駅はエキナカ開発やら駅前ロータリーやらで駐輪場が脇へ脇へと追い遣られがちですが、ハウテンの事例を見ると、自転車+鉄道という黄金コンビはもっと優遇されても良いんじゃないかと思えてきます。


過去の関連記事

2015年4月11日土曜日

国交省のガイドラインに沿った自転車レーンで事故発生

岡山市中心部の市役所筋の自転車レーンで事故が起こりました。
KSB瀬戸内海放送が報じています。


2015年4月17日追記 上の動画は削除されて現在は見れなくなっています。

なぜ事故は起こったのか、背景を考えてみました。

2015年4月6日月曜日

千住ニコニコ商店街


ボントレガーのテールライト広告のレビュー

日中も点灯させる事を想定したテールライトの機能紹介ページを見て、あまりの論理のぶっ飛びっぷりに目眩を感じています。商品のコンセプトそのものは面白いんですが、その結論に至るまでの手続きが穴だらけ。

これは……、良い教材になりますね。

2015年4月5日日曜日

SHIROBAKO展

2015年4月6日 写真だけだった記事に文を追加

制作過程を知るとアニメを見る時の意識が変わる。