2014年11月25日火曜日

議会進行の言語形式

なんで「質問」と「回答」という形式なんでしょうね?
それならYahoo!知恵袋でやってろよって思います。



実際に伝達されるメッセージの内容は「主張」や「問題提起」なのに、言葉の形式上は「質問」の形をとらざるを得ないから、なんかこう、「質問者」が窮屈そうに見えるんですよね。

と思っていたら、こんなページを見つけました。

地方議会のなぜ?
最近、議会事務局から質問と質疑を区別しない議員や、その目的を理解していない議員がいるので困るとの声を聞く。

// 中略

本議会では質問と質疑が区別されている。質疑は案件の疑問点を聞くこと、これに対し質問は疑問点を聞くと同時に、自分の意見を述べることだ。

そりゃあ、あんた、用語が悪いよ。

「質問」だろうが「質疑」だろうが、日常会話で使う時は「自分の意見を述べる」なんて意味は入ってないんだから。

「質問」と「質疑」は類義語で、その違いは使用頻度とか格調くらいのもんだ。そんな微妙な違いしか無い二つの語に、無理やり全然違う意味を割り当てて区別しようってんだから、混乱が起きるのは当たり前。

新人議員の無知を責める前に、自分たちが使ってる用語の特殊性を考えな。