和田峠周辺で撮った写真
■和田峠
麓の水田
(田植え前の5月に撮影)
陣馬高原下
中腹から望むスカイツリー。
峠に林立する標識
陣馬山登山口
和田峠から見た醍醐林道
(和田峠は陣馬街道に醍醐林道が接続する丁字路になっている。)
■佐野川地区の砂防ダム
和田峠を越えて陣馬街道を神奈川県側に下ると
日本の里100選に選ばれた佐野川地区。
急斜面に集落がへばり付く地形で、25%を超える激坂があちこちに。
陣馬街道沿いに砂防ダムの入口が有る。
ダムと神社。真新しいコンクリートの白が眩しい。
この場所で既に急勾配なので、離陸の苦手なアホウドリでも
鳥居の上からなら飛び立てるんじゃないだろうか。
砂防ダムの背後には暗い森が迫る。
ダムの右手を登る坂は約28%の急傾斜。
急勾配区間を抜けると舗装が途切れる。
谷を挟んだ対岸の小道が下に見える。 狭い谷だがかなりの高低差。
■生藤山(しょうとうざん)登山口
ラピュタ坂とも呼ばれるこの坂へのアプローチは、八幡神社横を通る道の他に、
陣馬自然公園センターに近いやさか茶屋の横の道も使える。
後者は山肌を等高線に沿って走る道なので勾配は比較的緩やか。
森の中の道を行くと郵便配達のバイクとすれ違った。
これが配達コース……、最高じゃないか。
急斜面に茶畑がへばり付いている。
人が、小さい!
更に登っていくとヘアピンカーブを含む三叉路。ここから激坂が始まる。
後から来た車が冗談みたいな急勾配を登って行く。
もう「トミカ峠 やまみちドライブ」の世界。笑ってしまう。
車に続いて登り始め、幾つかカーブを曲がると、
犬が一匹、まったり顔で散歩している。飼い主は?
その後も一向に緩くならない坂を気息奄々登っていると、
タイヤが落ち葉で滑って速度が一瞬でゼロに。冷や汗を掻いた。
足を着かずに登り切るのは体力だけの問題ではないのか。
何とか登り切って帰り道、茶色い動物が視界をよぎる。
タヌキかと思ったが、振り返った真っ赤な顔はニホンザル!
道路脇の石垣から飛び降りてくる個体や、
道の真ん中に居座って毛繕いする個体もいる。
止まりたくとも坂が急過ぎてブレーキが効かず、どんどん接近する。
幸い、向こうが勝手に山の中に逃げてくれたが、
両手がブレーキで塞がって無防備もいい所だった。
麓の陣馬自然公園センターの館内展示によると、
野生のサルには決して餌を与えてはいけないとの事。
次から食べ物を目当てに人を襲うようになる。