2015年4月5日日曜日

SHIROBAKO展

2015年4月6日 写真だけだった記事に文を追加

制作過程を知るとアニメを見る時の意識が変わる。



東京アニメセンターで開催されていた
『SHIROBAKO 最終話直前おさらい展』に行ってきました。


キャラクターの等身大パネルが並べられていました。


パネルに書かれた担当声優さんのオートグラフ。これは上手い。


この展示では中身が分かりませんでしたが、
アニメの台本は伝統的に縦書きみたいです。
英語の台詞はどう表記してるんだろう?


背景画。制作会社内の描き込みは特に密度が高くてリアルでしたね。


原画。A4くらいの紙に精巧に描かれています。
こうして改めて見ると、一枚一枚の完成度の高さや、
アニメーションという表現手法の贅沢さに驚かされます。

視聴者の立場で観ていると特にそうだと思いますが、
質の高い完成された絵には、それ自体の生命感が宿る一方、
絵から描き手の存在感が消えるように感じます。

なんでかなー。

でもだからこそ、展覧会で原画を見るという行為は面白い。
普段閉じている感性を抉じ開けて、
創作物の持つエネルギーの奔流に突き落としてくれます。


原画机。天板とツライチで嵌め込まれたガラス部分の下にライトが有り、
原画を下から照らせるようになっていました。


机の上の小物


原画のトレース体験。大急ぎで1枚だけ雑に写してみましたが、
それでも30分掛かってしまいました。しかも実際は単純なトレースじゃなくて、
自分で考えながら絵を変化させていく作業なんですよね。
なるほどこれは分業しないと無理だ。

その上、最近はテレビ画面が原画用紙の何倍も大きいので、
ほんの少しのズレも拡大されて映るのかと思うと鉛筆が震える震える(笑)
(かといって大きな用紙を使うと作業時間が増えてしまうそうです。)

これは本当に貴重な体験になりました。


キャラクター設定画。リアル寄りとアニメ寄りのデザインが
混在する作品でしたが不思議と違和感が無かったですね。


映像ソフトの特典



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