左右のスポーク・テンション差を是正する事を目的に
右を放射組み、左を接線組みにする事が有ります。
工場生産の完組みホイールではMavicのIsopulse組みが有名ですね。
その前提としてハブシェルが回転トルクを
スプロケットの有る右側から左側へ伝達できる事が必要ですが、
その伝達効率は実際の所どうなのか、前々から気になっていました。
偶然見つけたのがroadbikereviewのスレッドで、
3種類のハブのトルク伝達効率を実験で測定した学生が
結果を報告してくれていました。
実験方法が工学的に妥当かどうか私には判断できないので、
詳しくはスレッドに投稿されたレポートの全文を読んでください。
結果だけ要約すると、
Shimano FH-M570が81%との事です。アメクラはやっぱり極端ですね。
Chris King ISOが71%
American Classic Discが37%