もう2世代も前の製品ですが、意外と侮れません。
この絶妙な角度が、下り坂やブレーキ時に体重を預けるのにとても良いです。
しかも重量はペアで実測438g
実はST-5800(486g)より軽く、ST-6800(425g)に迫る水準です。
巻き取り方向のレバー操作は(ストロークこそ多いですが)軽い力で操作できます。2014年までのErgoPowerのレバー操作より軽いですし、ケーブルの曲がり具合によってはST-5700よりも軽くなるかもしれません。
また、ST-2300と違ってオプティカル・ギヤ・ディスプレイが無く、ブラケットの頂点がゴムで覆われているので、自転車を逆さに置く時に傷付きにくいのも地味に嬉しいポイント。
唯一の欠点は、フロント変速でアウターからインナーに落とす時、アウタートリム位置から先は中間ノッチが無く、一気にインナーまでチェーンを叩き落としてしまう事で、これがチェーン落ちの頻発に繋がっていました。ただこれは、解放ボタンを押す前に巻き取りレバーを軽く倒しておくという裏技で回避可能です。