ママチャリに元から付いていた、板を打ち抜いただけのようなキャリパーブレーキが効かなくなってきたので(ブレーキシューの角度が調整できず、リムに対して大きな角度が付いていて、シューの半分ほどしか接触していなかった)、制動力の向上を期待してこれに交換しました。
交換前よりはマシになりましたが、制動力は
- シマノ BR-R450(ロードバイク用の低グレード製品)
- 唐沢製作所 AN-S サーボブレーキ ワイヤー式
また、泥除けとの間のクリアランスが狭く、荒れた路面を走るとキャリパーと泥除けが当たってカタカタ鳴りました。(26インチ車の場合)
シューの角度調整はできませんが、普通に締め込んだだけでちょうど良いトーインの角度が付くようになっていたので組み付けは簡単でした。
付属のシューは後端が楔形になっています。雨天時にリム表面の水滴を上下に弾き飛ばす工夫のようです。
2015年11月29日追記{
シューは制動時の熱で融けやすいです。急な下り坂をブレーキを掛けっぱなしで下ると、歩く程度の速度でも融け始めてしまいます。それと雨天時はやはり制動力が落ちますが、BR-R450ほどではないという印象を受けました。多少はシュー後端の楔形が効いているのかもしれません。それでも、サーボブレーキ(パッドとディスクの接触面に雨が当たらないようにカバーされている)の信頼性には敵わないですね。
}
実測重量は前用で196.9g