2013年9月22日日曜日

Continental チューブのレビュー


hibike.com で Continental のチューブが激安だったので、
深く考えずにバルブ長 42 mm のものを買ったのですが、
取り付けてみたら結構ギリギリでした。


Continental Race 28 (700C) S 42 mm というチューブです。
20 から 25 mm 幅のタイヤに対応しています。

重量は約 100 g と、至って普通です。

製造国は中国

中国製ですが特に欠点は見当たりません。
乗り心地は普通、空気の抜けは普通、
バルブステム周辺のゴム厚も普通です。

2013年10月19日追記
空気の抜けを調べました。Contiチューブを使っている前輪に
120psiまで入れて2週間経過後の空気圧は90psiでした。
この間の走行距離は約200kmです。

バルブステムとその根元


バルブキャップはコーポレートカラーのオレンジ色ですが、
色相が黄色寄りにかなり少しずれていて、
同じコンチのタイヤと合わせてもコーディネートになりません。

Grand Prix 4000s のロゴとバルブキャップの色の差

例えて言うなら総武線の黄色と西武線の黄色くらいの違いですね。
ほとんど同じ色ですが、並べると違うのが分かってしまう。

パッケージの箱の寸法は 127 * 81 * 30 mm です。

価格は日本国内では何故か 1200 円もしますが、
hibike や bike24 などのドイツ系通販なら 1/4 の値段で買えます。


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さて、問題はバルブ長です。


写真のリムは 28 mm 高で、
空気入れのゴムパッキンが咥えられる部分は 16 mm しか有りません。
TNi のフロアポンプ(18 bar まで対応の物)では
ヘッドをバルブの根元まで押し付けて何とか固定できましたが、
本来ならもっと長いバルブの方が良いでしょう。

チューブとタイヤを装着してホイールを空転させると
バルブが必ず上に来て止まるので、
ホイールバランスも悪いようです。

写真のリム(28 mm 高)と共に完成車に初期装備されていた
チューブのバルブ長は48 mm だったので、

「リム高 + 20 mm」

が適正バルブ長の目安なのだと思います。
とすると、42 mm は Mavic の Open Pro 辺りに
合わせたサイズなんでしょう。

Conti のチューブは他に 60 mm と 80 mm のものが
ラインナップされていますが、50 mm 辺りは有りません。

完組みホイールで人気のリム高さである 30 mm 近辺が
抜け落ちているのは釈然としませんね。