2010年2月12日金曜日

検索サイトのオリンピック色

検索サイトでバンクーバー絡みの機能が出ていると聞いて
幾つか巡回してみた。

まずは Google.

検索結果の最上位、赤枠で囲った所に「12日から始まります」と出ている。



何かと話題の中国語版でも同様。


Yahoo! Japan も獲得メダル数を表示するという熱の入れ様。


当の開催国はさぞかし盛り上がっているだろうと思ったら、

至って素朴な画面。

アメリカ版も。


ドイツ版は寧ろ冷淡か。


フランス版も。


マレーシア版はアメリカ版と大体同じ構成。


こうして見ると、日本人の好奇心の強さが突出して見える。

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ところで、日本以外のYahooは軒並み、ロゴが紫色に
なってしまっているが、日本の赤ロゴに慣れた目には
如何にも収まりが悪い。



天然の染料しか無かった時代、
紫色は得るのが極めて難しい色だった。

そんな事情も有って、日本でも欧州でも、
紫が使えるのは高い身分に限定され、
自ずと色のニュアンスも「高貴」、「権力」、
「財力」等、独特なものを帯びていった…



…筈なんだが、Yahooの此の現状。
一般大衆向けのサイトで紫色なんて使ったら
下品な成金趣味にしか見えないのでは?

第一、yahooの意味(rude, unsophisticated, uncouth)
に真っ向から対立しているではないか。

独り旧色に拘る日本のYahooには共感する。