自転車にとっての路面ハザードの一つに
排水溝の格子蓋(グレーチング)が有りますが、
あれって何で水平に寝てるんでしょうね。
またもやオランダの先進事例です。
格子の面が垂直(に近い角度)に立っているので、
タイヤが取られて転倒する恐れが有りません。
こういう細かなノウハウはオランダが世界一かもしれません。
水への対処が死活問題になる国ですし。
動画に対するコメントでも、
アメリカやイギリスの人が羨ましがっています。
日本は何かというとすぐアメリカに倣おうとしがちですが、
自転車インフラに関してはオランダを見るべきでしょう。
「真似をするなら一流を真似しろ」です。
2013年8月1日 追記
日本は日本で、実はかなりスマートな排水溝を作っていたりします。
これも併せて紹介しないと不公平ですね。
排水機能付きライン導水ブロック(アスザック株式会社)
歩車道ベース付暗渠側溝(株式会社イビコン)
オランダのものと比べると、単に構造が優れているだけでなく、
造形が洗練されていて美しいのが特徴です。
排水溝だけに限らない話ですが、
日本は道路の施工が几帳面で管理も行き届いているので、
道路全体の見た目の印象ならオランダより一段上でしょう。