オランダの踏切を題材にした映像作品。
以前もオランダの踏切の動画を紹介しましたが、
それとは別のものを見付けたのでメモ代わりに。
遮断桿の有無や長さ・形状は場所によって様々ですね。
警報音が「カンカンカンカン」と早鐘打ちで
遮断桿の開閉速度が遅いのはどこも同じようです。
同じ作者の別作品。
列車の通過後、遮断桿が上がり切る前に自転車が踏切を渡っています。
動画のコメント欄を見ると、これはオランダでは非常識な行動のようです。
die man fiets door terwijl hij licht nog niet gedoofd is!
(訳 That man rides through while the light has not yet gone out!)
ただ、日本ではあんなに上がるのが遅い遮断桿は待ってられませんね。
都市部だと電車の運行間隔も密ですし。
上の動画が撮影されたのは Zwolle 駅という、
インターシティーも停車する主要駅で、複数の路線が結節する点でもありますが、
この駅の時刻表(*)を調べてみると、平日朝8時台に発着する列車は
各路線の上下線を合計しても、たったの18本(**)です。
* 2013年12月15日から2014年2月2日のダイア(1、2、3)より。
ちなみに、オランダ鉄道のサイトで列車の検索をすると、
対クルマ移動でのCO2削減量や、各駅の駐輪場情報も表示されます。
** 貨物列車は除く。日本では、例えば京王線の明大前駅が平日朝8時台の
本線が下り29本、上り28本、井の頭線が下り28本、上り29本で、
計114本と、Station Zwolle の6倍強の本数が発着しています。
ただ、オランダの列車ダイアは朝の通勤ラッシュの時間帯でも
日中とほとんど変わらない本数しか設定していません。
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Zwolle 駅
結構大きい駅なんですけどね。
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明大前駅
住宅街に埋もれた小さな駅が厖大な列車を捌く。