2014年1月26日日曜日

Continental GP4000s の寿命が来ない

2014年1月28日 写真を追加

2011年の暮れに使い始めた Continental Grand Prix 4000 s ですが、
2年以上経った今でもまだ摩耗限界が来ていません。


摩耗インディケイターの凹みが
消えそうで消えない状態が1年以上続いています。

もっと早く寿命を迎えると思って2012年の暮れに買った
新しい GP 4000 s の出番が来ず、後がつかえています。



体重が軽い事もあって摩耗はあまり進んでいませんが、
それ以外の面でいろいろ劣化が目立ってきました。

小石が刺さった所の裂けが広がっている

鋭利な小石やガラスの破片が刺さっても
悉く Vectran Breaker に阻まれて貫通には至りませんが、
ゴムの裂けは高圧空気で徐々に拡大してしまいます。


細かい罅割れと、トレッドから飛び出したケーシングの繊維

側面の罅はリムの円周と水平に割れています。
内側からチューブの圧力で
ポロイダル(poloidal)方向に膨らまされているからでしょう。

接地面では罅が微妙に斜めになっています。
加速・減速時に路面との摩擦で
トロイダル(toroidal)方向にも引っ張られているからでしょう。

元々は 23 mm 幅のタイヤですが、
空気を入れた状態で測ると 24 mm になっていました。
タイヤ周長は、自転車に乗って床の上を転がして測ると 2100 mm で、
Cateyeの周長ガイドの数値より 4 mm 伸びていました。

トレッドの溝に入った罅からはケーシングの繊維が飛び出してしまっています。
「耳のピアス穴から白い糸」の都市伝説を思い起こさせる光景ですね。


サイドウォール

ビード周りの繊維もほつれてきました。
ほつれが大きくなるとリムのブレーキ面に被さってくるので、
時々ハサミで除去しています。


軽く擦ってささくれたサイドウォール

GP 4000 s はサイドカットに弱いと言われていますが、
幸い、今まで一回も見舞われていません。
縁石で軽く擦ってしまった事は有りますが、
速度が低かった事もあって、ささくれる程度で済んでいます。