ガラス瓶に貼られた紙ラベル
昔の瓶のラベルは剥がそうとしても
紙が層状に破けて瓶の表面にこびり付くので
長時間水に浸してふやかす必要が有りました。
ペリッと綺麗に剥がれるラベル
しかし最近の紙ラベルは糊が改良されたからか、
乾燥状態でもペリペリと綺麗に剥がせるようになっています。
寧ろ、水に浸してしまうと紙のセルロース繊維の結合が弱まって
層状に破けやすくなり、剥がしにくくなってしまいます。
綺麗に剥がれたラベル
技術の進歩と、それに追い付いていない
人の意識のギャップが問題を引き起こす。
畑村洋太郎教授が失敗学で指摘している事ですね。