2014年11月1日土曜日

瓶のラベル剥がしと常識の更新

ガラス瓶に貼られた紙ラベル

昔の瓶のラベルは剥がそうとしても
紙が層状に破けて瓶の表面にこびり付くので
長時間水に浸してふやかす必要が有りました。



ペリッと綺麗に剥がれるラベル

しかし最近の紙ラベルは糊が改良されたからか、
乾燥状態でもペリペリと綺麗に剥がせるようになっています。

寧ろ、水に浸してしまうと紙のセルロース繊維の結合が弱まって
層状に破けやすくなり、剥がしにくくなってしまいます。


綺麗に剥がれたラベル

技術の進歩と、それに追い付いていない
人の意識のギャップが問題を引き起こす。
畑村洋太郎教授が失敗学で指摘している事ですね。