2012年12月15日土曜日

きづきベル自作

自転車は走行音がとても小さいので、
歩行者や他の自転車に接近しても気付かれず、
追い越す時に驚かせてしまう事が有ります。
さりとてベルをけたたましく鳴らすのもマナー違反。

これを解決する為にVIVAが「きづきベル」という商品を出しています。

小さなカウベルにストラップを付けた物で、
ハンドルバーやサドルのレールなどに吊り下げると
走行中の振動で小さくチリンチリンと鳴り続けるそうです。

その発想が共感を呼び、
愛好者の輪もかなり広がっているようなのですが、
ちょっと高い。(定価998円)

そこで自作を考えます。

100円ショップで普通の鈴を安価に入手しても良いのですが、
私は浅草橋の問屋街に在る鈴の専門店で仕入れる事にしました。


鈴のミナミが運営する直売店、Drop'letです。




で、買ってきました。カウベル(小)チロリアンテープ付き。
きづきベルと似ていて高級感も有ります。

これは1個294円でしたが、他にも同じカウベルの
テープ無し2個入りが300円ちょっとだったり、
まとめ買いでもっと安くなったりするようです。

重量は15gくらい(テープ含む)、外形寸法は
幅34.5mm、奥行き24.7mm、高さ36.8mm(テープ含まず)でした。
本家きづきベルが3.5*3.5cmらしいので、ほぼ同一ですね。
ただ、ベル内面の音止め加工(磁性体塗装)は有りません。

付属のチロリアンテープは薄手で強度が低そうに感じられます。
登山時の熊除け用にリュックサックから下げるだけなら
問題無さそうですが、自転車の場合は不安なので、
手芸用の厚手の綾テープに付け替える予定です。

自転車用の場合、テープの長さは
(重なり部分を除いて)15~20cm程度で良いでしょう。

本家きづきベルのテープはスナップボタンで留める方式ですが、
裁縫箱の中に余ったベルクロテープが有ったので、
私はそれを使うつもりです。


2012年12月19日追記

チロリアンテープから綾テープに付け替えましたが、不恰好。
テープが太過ぎました(14mm幅)。
本家気づきベルのテープは9~10mm幅のようです。


ベルの内面。


実際にハンドルバーに取り付けて走ると、
各所のユーザーレビューで伝えられているのと同じで、
路面に凹凸が有る時や立ち漕ぎの時だけ鳴ります。


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おまけ

浅草橋は初めてだったので、ついでに少し街歩きをしました。

人形の久月向かいの路地裏にある銀杏岡八幡神社。

神社の前に有った自転車。この収納法は初めて見ました。