2015年1月16日金曜日

ストレスで人を動かすのは正しいか?

車道の渋滞を敢えて放置したりシケインやハンプを設置したりして、車の運転をストレスの溜まる体験にする事で、ドライバーが車の利用を止めるよう促すのは正しいでしょうか?
私はそうは思いません。




理由1 ストレスを溜めたドライバーは荒い運転をする

長時間渋滞に嵌まっていたドライバーは、渋滞を抜けた途端、急加速や急ハンドルなど、荒っぽい運転をして他の交通参加者に害を及ぼします。これは例えば、東京都三鷹市の人見街道で、
  • 牟礼二丁目交差点や
  • 京王井の頭線・久我山駅手前の踏切
を先頭に生じる渋滞で見られます。渋滞を抜けた途端、荒々しく加速した車に撥ねられそうになった事が何度も有ります。



理由2 習慣を変えるには非常に大きなエネルギーが要る

人はそれまで続けてきた習慣を変えようとすると大量の意志力を消耗します。日々慢性的に受ける渋滞のストレス程度ではその消耗分に釣り合わないので、習慣を変える決断には至らず、ブーブー言いながらも運転は続けてしまうでしょう。



車だけにね!

↑これが言いたかっただけ。