左折車が擦った痕と見られる汚れで真っ黒に
裏側は殆ど汚れていない
千石一丁目交差点の角に設置されたボラードです。こういう構造物は視覚的な目安くらいの意味しか無いのでは?と思ってたんですが、この汚れ方を見ると実際にかなり仕事してますね。もし樹脂製じゃなくて金属製だったら、今頃ぐにゃぐにゃに曲がっていたでしょう。
このボラードの設置位置は、オランダの信号交差点なら縁石で交通島を作ってサイクリストを左折車から保護する箇所です。形こそ違いますが、交差点での安全確保にどんな要素が必要なのか、図らずも明らかになっています。
(尤も、千石一丁目交差点は道路管理者が想定する自転車の動きがオランダのそれとは全く違うので、折角ボラードで確保した空間も適切に活かせていないようですが。)
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