再開発で整備された中野四季の都市エリアの
自転車レーンを見てきました。
バス乗り場の前後に杭で狭窄が設けられています。
自転車は減速して杭の間を通り抜けるか、
歩行者用エリアにはみ出して回避しています。
バス停の大きな広告板が死角を作っているのはおなじみの光景です。
自転車が車道に、歩行者が自転車通行帯に。
これも山手通りなどでお馴染みの光景です。
行政が間違ったインフラを作っても、
利用者は賢く正しく使えるという例です。
歩道の自転車エリアはブロックではなく滑らかな舗装。
対して、歩行者エリアはブロックが使われています。
ブロック舗装は、道路関係者の間では
自転車の速度を抑制する効果が有ると信じられており、
普通は自転車エリアもぼこぼこのブロック舗装が用いられますが、
ここでは何故か舗装を切り替えています。
車道の幅員は、目測で約9.5m(片側で約4.75m)です。
このエリアは(今のところ)路上駐車需要が無いので、
路面に線を引くだけの自転車レーンでも十分機能すると考えられます。
なぜ車道上の自転車レーンを採用せず、
歩道上の自転車通行帯にしてしまったのか、理解に苦しみます。