並んでいるのに気付きました。
Avexというブランドの
Pecos AUTOSPOUT Insulated Water Bottle という製品です。
実物を触ってみて印象に残った特徴は、
- 飲み口は普段格納されていて、ボタン一つで飛び出す。
- 飲み口を引き上げる必要は無い。
- 止水弁が付いているので、ボトルを押し潰した時だけ水が出てくる。
- ボトル本体は空気の層を挟んだ二重壁構造。
- 押し潰しやすい適度な柔らかさ。
- 氷を入れやすい広口。
- 掃除がしやすい滑らかな内面。
おい、何だこれは!
今までのボトルのネガティヴな部分を全部潰して、
優れた部分を片っ端から吸収しています。凄い!
PolarとかELITEとかSpecializedとかCamelbakとか
OGKとかのボトルの魅力が一気に霞んでしまいますね。
こんなの同じ棚に並べておいて大丈夫なんでしょうか……。
重量は、店頭のキッチン秤をお借りして実測したところ、
120g強でした。(22 fl oz の場合)
キャップ部分の複雑な機構の割には軽く仕上がっています。
保冷ボトルにしては小振りなサイズも良いですね。
小さなフレームサイズの自転車に取り付けても
さほど見た目のバランスを崩さないでしょう。
- 高さ 22.2 cm
- 幅 7.6 cm
そして何より魅力的なのが、余分な造形を排したクリーンな外観。
保冷ボトルってどれも無駄にボコボコした形で不細工なんですよね。
ボトル外壁の半透明樹脂も黄ばみなど無く、澄んだ綺麗な色です。
内壁の樹脂の純白がそのままの色相で見えるので、
原色で構成されたフレームには良く似合うでしょう。
唯一疑問なのが保冷性能です。他社の保冷ボトルと違って
保冷層に銀色のシートが挟まれていません。
これがどの程度保冷性能に影響するのか、
(夏あたりに誰かがやってくれるであろう)
温度推移実験の結果が今から楽しみです。