今日の午前9時ごろ、
JR東日本の中野電車区の横を通り掛かった時、
留置されていた209系500番台の車体に
派手な落書きがされているのを見付けました。
千葉方の先頭車と2両目の車体側面に
デカデカと原色の文字が纏わりつき、
実に痛ましい光景でした。
車両の近くに集まっていた社員の方々の
視線に込められた、憤り、落胆、無力感。
心中察するに余り有ります。
被害車両は走らせるわけにはいきませんから、
運行計画も大混乱でしょう。明確な器物損壊罪です。
落書きは思い付きで実行されたとは考えられないほど大面積で、
使用色数も多く、形状も複雑で、手の込んだものでした。
犯行にかなり時間も要した筈で、計画性が窺えます。
それだけ頭が回りながら、
犯人は事の重大性には考えが及ばなかったのか……。
使用された塗料や、近隣の監視カメラの記録などから
逮捕に繋がれば良いのですが。