チェーンが黄砂・花粉まみれになってしまったので、
ParkToolのチェーン掃除道具「サイクロン」に
FinishLineのシトラスディグリーザーを入れて掃除しました。
原液から何倍まで薄めても効果を発揮するのか、
チェーン掃除の度に徐々に水の比率を上げて実験しています。
今までのところ、原液2 : 水3まで効果を確認できています。
ちなみに、原液のままだとプラスチックに対する攻撃性が強過ぎて、
サイクロンのスポンジがもろもろに、ブラシがへなへなになってしまいます。
水に流せない為、チェーン自体よりも
サイクロンの汚れ落としに時間と手間が掛かります。
環境汚染に繋がる危惧が有るので、廃液の処理には気を使います。
一回目は洗浄液で洗います。
洗浄液は油状ですが、機械潤滑性は持っていません。
そのまま走りに出ても5kmと立たずにチェーンがキシキシ鳴り出します。
また、洗浄後そのままチェーンオイルを注すと
直ぐにオイルが分解されて飛散してしまいます。
そこで、古布でチェーンとサイクロン内部を拭いてから、
二回目に台所用中性洗剤と水で洗浄します。
もう一度拭いて最後、三回目は水のみで洗浄します。
こうして洗剤成分を完全に除去し、
乾燥させてからチェーンに注油します。
before
after
before
after
※after写真はレフ板の光を当てて意図的に白く見せています。