2013年3月8日金曜日

西葛西の自転車レーン

西葛西の自転車レーンを見てきました。
この地区は主要な商店街通りから裏道まで
さまざまなタイプの自転車レーンが見られます。

側溝の蓋部分も一体的に青色にペイントした区間です。
自転車レーンの幅員は目測で1.0mくらいでしょうか。
路上駐車による「血栓」で交通の流れが妨げられています。



自転車レーンの逆走による自転車同士のニアミス事例が見られます。
逆走自転車の言い分として良く聞くものに、
「車が前に見えた方が安心」というのが有りますが、
この事例からも、逆走はやはり危険である事が分かります。

車対自転車のニアミスの可能性も有りそうですね。
西葛西は自転車の通行量が多く、通行方法が無秩序なので、
警戒して徐行(20km/h程度)するドライバーが多く見られます。
自転車とは対照的に、車の運転マナーは非常に良いと言えます。

路駐車両の側方通過と、その路駐車両の発進が重なってしまった事例です。
これが路駐 vs 自転車だった場合、自転車に気付かず衝突するリスクが考えられます。

見通しの悪いカーブ区間にも路駐が発生しています。

右側の白い車両はカーブの内側に位置し、
広範な死角を作り出しています。

左側の黒いバイクは自転車レーンを半分ほど塞いでおり、
通過する路線バスの車体との間は非常に狭くなっています。

2013年6月26日追加
沿道の店舗に来る客が路上駐車をしているようです。
短時間の乗降ではなく、買い物や食事が終わるまで
ずっと自転車レーンを塞いでいます。


2013年6月26日追加
荷捌き専用スペースも確保されていません。
自転車レーンの設計時から既に問題含みだった事が分かります。


商店街通りに接続する別の通りでは50cm幅の青色の帯が
ペイントされていますが、やはり路上駐車で塞がれています。

この車によって発生した死角から

自転車が飛び出す事が有ります。

歩道の無い裏道。

車道外側線の内側に青色の帯がペイントされています。
ここでも自転車レーンが塞がれていますが、この道路の場合、
自転車レーンは路側帯に近過ぎて、歩行者の飛び出しに対応できません。

片側が歩道、片側が路側帯の一方通行路です。

車道部分の左右端に自転車のピクトグラムが標示されていますが、

現実的にはこうなります。

ピクトグラムを含む青色の四角形は目測で50cmくらいでしょうか。
これもやはり車道の端から近過ぎて、
飛び出す歩行者や他の自転車を回避できません。

写真の自転車のように、
縁石から1.0mくらい離れて走るのが安全です。


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以下は、実際に自分で走ってみた感想です。

路上駐車が余りにも多く、自転車レーンから離れて
車と同じ動線上を走る時間がかなり多くなりました。

自転車レーンを逆走する自転車や
脇道・歩道から飛び出してくる自転車が多く、
警戒しながら徐行で通行する必要が有りました。

路線バスが通る区間では、バスが自転車レーンに入って来なくても、
車体が自転車の脇スレスレを掠めていく印象を受けました。
バスは大きさの割りに走行音が小さいので、不意を突かれるとかなり怖いです。
自転車レーンの幅員が狭すぎです。