修復不能のパンクを起こしてしまう問題。
今までの記事
前回の「廃チューブ片で保護」策を打ってから2ヶ月が経過したので、
中の様子を見てみました。今回はちゃんと写真付きです。
後輪のチューブは当てゴムが斜めになってました。
こちら側はチューブの根元を保護できてますね。
リムのバルブホールの縁で出来た円形の圧迫痕が見えます。
リムのバルブホールの縁で出来た円形の圧迫痕が見えます。
反対側は大きく裂けていました。
裂けが圧迫痕の線まで届いてしまっています。
裂けが圧迫痕の線まで届いてしまっています。
前輪のチューブの当てゴムは真っ直ぐですね。
しかし穴が横に裂けてしまっています。
反対側はさらに大きく裂けています。
課題が発見できました。バルブステムを通す穴が小さすぎて、
どこか一ヶ所が裂け始めると、応力集中を起こして一気に裂けが
進行してしまうようです。もっと大きい円形の穴を開けるべきですね。
何となく予想はできていましたが、
やはり千枚通しで開けただけでは駄目でした。
ちなみに、当てゴムの下のチューブ本体は無事でした。
改良版の当てゴムを作ります。廃チューブをハサミで 4 * 3 cm 大に切り出し、
中央に穴あけポンチを当てて、
打つ。
できました。
バルブステムに被せて、
装着完了。
前回は装着時に穴を無理矢理広げている感が有りましたが、
今回はすんなりと装着できたので、裂けにくくなったはずです。
これでまた数ヶ月間、様子を見てみます。